背中の痛み
背中の痛みは病院などでは、脊椎過敏症と診断されることもあるようです。
背中の痛みも、痛める時のきっかけがあったり無かったりするのですが、おおざっぱに分けると動かし過ぎか、動かさなさすぎのことが多いようです。
例えばズポーツなどで同じ動きを反復することで、同じ場所の筋肉に負担がかかって痛みが出ていたり、長時間のデスクワークなどで、同じ姿勢が続いた為に痛みが出たりします。
脊椎過敏症も特別な原因が見当たらない時に診断されるようですので、病気ではないと言いう点では安心してもいいと思います。
ストレスの影響でも背中の痛みに関わりがあります。
自律神経が緊張すると全身の筋肉を硬くしますが、この際も背中の筋肉も硬くなります。
ネコでも興奮すると背中を丸くしますし、人間も緊張すると背中は丸くなります。
試合中のボクサーもそうですし、寒い時なども身体の前側を守るために背中が丸くなります。
身体の緊張をしっかり取ってやることで背骨の動きを良くしていきましょう。
もちろん施術により硬さを取ることと、日常生活で動かすことはセットで大事だと思います。
何か緊張する環境があって痛くなって、痛いから動かさずに余計に固まって痛くなるし、痛みに対して不安になって、不安によってさらに緊張するといった悪循環を起こす場合もあります。
動かし過ぎてる自覚があれば、しばらく控えることがプラスになることもありますが、動かしていない場所が痛くなったのであれば、動かさないように安静にしてもプラスになることは無いと思います。
施術によって動かしやすい環境を作ったうえで、少しずつ自分で動かしてみる。
そうすることによって楽になるというのを実感して頂きたいですね。