TFCC損傷の施術を受ける方への注意事項
施術を受ける際の注意事項
よく聞かれることでもあるので、ちょっとこちらの記事に記載したいと思います。
まずはじめに、施術を受けに来る際、タオルを二枚持参してください。
腕を触るときに使うものと、頭の下に敷いていただくものです。
そして、爪を短く切ってお越しください。
女性の方などでネイルをされていたりする方もいらっしゃるとは思いますが、可能な限りの短めにお願いします。
自己ケアの際爪で痛い思いをすることがあります。
注意事項その①。
まず施術を受ける前に、そもそもその痛みが治せる痛みかどうかです。
私が治りますよとお話ししているのは、手首を動かしたときに痛みが出るものです。
何となく痛いとか、ふとした時痛い、でも今は動かしてもなんともない、というものは痛みの種類が異なります。
手をつくと痛い、手のひらでバイバイするような動きが痛い、手首をねじると痛いなどです。
痛みが出る場所は手首の小指側です。
痛む動作が上記のものであれば、手のひら側でも甲側でもどちらでも大丈夫です。
動かしても痛みが出ないという方は変化が出ない、もしくは確認が出来ない可能性があります。
その場で動かして痛みを再現させられないと、効果を実感できませんのでご遠慮いただいた方が良いかもしれません。
東京出張施術とはいえ県外から受けに来られる方も沢山いらっしゃいます。
期待をしていただいても、痛みの種類が違うと効果を望めないこともありますので、先に知っていただけたらと思います。
不安なようでしたらお電話でご相談ください。
注意事項その②
手首に負担になるようなことをして来てください。
ちまたではTFCC損傷は安静にしないと治らないと言われておりますが、実際は違います。
安静にすると痛みが落ち着くだけで、負担になるようなことをすればまた痛みが再現します。
本当に治していくには痛みを出しながらケアをして治していくのです。
痛みを出しながらと言っても、痛みが出てもそれをケアによって楽になることを体験している必要があります。
負担になるようなことをいつかはしたいのでしたら施術前にして来てください。
やっぱり痛くなった→ケアをすればほとんど痛みがない=やっていっても大丈夫そう
ということになります。
痛みが落ち着いてしまっていると、効果の確認がしにくく「安静にしなきゃ」という気持ちをぬぐえなくなります。
同じような理由から痛み止めの類は飲まずに施術を受けてください。
私の施術を予約された方は私が責任を持ってケアをしますので、可能な範囲で手首を使って来てください。
私の施術を受けられる方でなければ出来ないアドバイスです。
あと、痛みが強ければケアが簡単です。
ちょっと触ったら効いているのが分かるからです。
私はどの状態でも効かせられますが、皆さんが自分でやるときに効きにくいと自信を持てないままになります。
注意事項その③
一度の施術で完治はしません。
一度の施術で激変する方はたくさんいらっしゃいます。
今まで痛くて動かせなかったのがその場で手首をぐりぐり動かせたりするのですから、治ったと思う方がいらっしゃいます。
実際一度の施術でかなり改善することもありますが、基本的にはまた痛くなると思っておいてください。
そしてケアをしながら手首の負担になることを続けていただきます。
筋肉を作り変えるのです。
ケアをきちんと出来なかったら、負荷をかけているうちに悪化することがあります。
痛みが出てもいいのですが、日ごとに悪化している時は負荷を減らしてください。
痛みが出てもケアをしたら平気になるのであれば続けてください。
だんだんケアをしてもあまり痛くなくなるはずです。
うまくケアを覚えられていない方も多いですし、忘れてしまうこともあると思います。
アレンジを加えるのはいいことですが、効かない方向に変わってしまっている人もいます。
マシにはなったけど、もっとしっかり痛みをなくしていきたいという場合、次回出張施術を受けてください。
一度で完治までさせられるほど簡単ではありません。
ただほとんどの患者さんは私の施術を受けて以降、普通に生活ができるようになっているようです。
私の施術を受けた後、今までの苦労(苦悩)はなんだったんだろう?という方が多くいらっしゃいます。
本当に私はみんな私の施術を受けたらいいのにと思っています。
最近ではテニスのナダル選手が手首の痛みで悩んでいるとニュースで見ました。
手首の小指側の痛みだったらナダル選手も私の施術を受けたらいいのにと思っています。
世界的な有名スポーツ選手には優秀なトレーナーさんや、ドクターがついていると思いますが、そんな人でも私は私の施術を受けたらいいと思っています。
それはやっぱり自分自身苦しんで解消して、たくさんの人を治してきた自信だと思います。
手首の小指側の痛みでも、まだまだ分からないことも沢山あって、もがき苦しんでいます。
それでも、この手首小指側の症状(TFCC損傷)で私以上に力になれる人はなかなかいないと思っています。