いつになったら大人になるのか
整体の仕事をしていると、様々な世代の人とおしゃべりをすることが出来ます。
昔私が勤めていた、旗の台整体院でのお客さんは、当時85歳のCさんという方がいました。
ある日Cさんに何げなく聞いてみました。
「私は20代になっても分別のついた大人になれた気がしません。
Cさんはいくつくらいで、立派な大人になれたと思いましたか?」
と聞いたところ、
「まだ立派な大人になれたと思ってない」
という回答でした。
85歳になっても、立派な大人になんてなれないのかと思うと、なんだかおかしく感じてしまいました。
もうCさんはもしかしたらこの世にいないかもしれない。
生きていれば100歳くらいでしょう。
大人になるってどういうことなんでしょうね。
というブログを昔書きました。
アニメ、スラムダンクの名言の1つ。
『大人になれよ、三井』
という言葉があるのですが、その意味は、過去の過ちを認めいい加減に現実を受け入れて素直になれ。
という意味で使われていました。
でも、今の日本で、大人になれって言う時って、真逆の意味のことが多くないですかね。
自分の本音をグッとこらえて、周りの流れに飲み込まれろ。
長いものに巻かれろ、というニュアンスで使われることが多いように思うのです。
若い頃は衝突していたようなものでも、大人になると、まぁしょうがないかと受け入れて鞘を納めるみたいな。
そう言う意味では、私はまだまだ大人になれていないなと思います。
多くの人は、仕方がないと受け入れてしまうものを、未だに受け入れることが出来ず、抗っている。
嘘も方便、何でも正直に話せばいいってもんじゃない。
騙されている人がいても、本人が気付かなかったらそれでいいじゃない。
それで社会は回っているんだから。
って、実際そうなんだと思いますが、【それでいい】そう思えないんですよね。
三方良しの世界を目指したくなる。
医療の世界にビジネスをして欲しくないって、そんなに間違ってますかね。
仕方がないって諦めていいんですかね。
みんなが健康になって、余計な医療費を使わなくて済む世界の方が、みんな幸せになれるんじゃないですかね?

