ケアの極意
自己ケアが上手になれば、痛みなんてスーッとなくなっちゃうのになぁと思うので、私がなぜ治せるようになったのか書いてみます。
私が治し方を見つけたのは2010年のことです。
1999年に手首を痛めて、それからもう2度とできないと思っていたラケット競技を始めたのです。
整体の仕事をしていたから、また痛くなったら自分で治してみようかな?と思ったのが一つ。
学生時代の部活は毎日なので、毎日だったら手首が持たないけど、週に一回の練習くらいだったらまだなんとか続けられるのではないかと思ったのが一つ。
で、ダメならやめたらいいからダメ元でバドミントンを始めたわけです。
やり始めて数回くらいから手首の痛みが再現し始めて、トリガーポイントを押してみたら効いてる感じがしたんですよね。
もしかしたら治るのか!?
って言う期待感、希望が湧いたから夢中になったんですよね。
で、いろんな工夫をするごとに痛みの取れ具合が分かって楽しくなっちゃった。
宝探しゲームみたいな感じだったんです。
治るために大事なのは、この宝探しモードになれるかどうかです。
宝探しゲームだから、面白い・楽しいんです。
やらなきゃいけないとかじゃなく、この痛みが無くなるか無くならないか。
人には分からないけど自分では分かる痛みですからね。
私は自分の手首の痛みを完全に克服してしまったので、自分で出来なくなったので、患者さんの腕を借りて宝探しゲームをしてるわけです(笑)
こんなこと言うと不謹慎かもしれないけど、宝探しゲーム中毒になってますね。
結果的には私が楽しく痛みを取れば、患者さんは喜ぶわけで。
で私はこのゲームの楽しさを患者さんと分かち合おうとしてるのです。
効いてる!痛みがなくなってる!
というモードでケアをするのか。
うーん、まだ痛いまだ治ってない。
というモードでケアをするのかで全然変わってきます。
引き寄せの法則という言葉もあるのですが、その人がどう思っているかで現実は変わるのです。
良くなってる!と思えば良くなるし、まだ痛いと思えばまだ痛いという現実が来るのです。
思い込みだけで治るなら苦労はしないけど、思い込みが方向を決めることはあると思います。
治りやすくなるという。
そもそも思い込みだけで治るのかもしれないけど、激痛で何も変わらない状態では、
「良くなってる!」
とか思いようがないですよね。
でも実際に痛みがなくなる経験をすれば、良くなると思い込むのは簡単です。
でもまだ痛いというのにフォーカスするのも簡単です。
思いの力と、自分の体を自分でいたわること。
自分を大事にしてほしいなと思うのです。