手術後の手首
先日、以前施術を受けてよくなった方が、またアクシデントによって痛めてしまったということで、再来院がありました。
あまり細かいことを記載すると、見る人が見ると人物が特定できてしまうのではないかと思いますので、端折ります。
この写真の赤い丸のところに、尺骨短縮術の跡があります。
青い丸のところに関節鏡を入れた跡があります。
写真をクリックすると少し拡大できます。
この方は過去に、尺骨短縮術と関節鏡手術を受けられて、良くなっていないということで受けに来られた方です。
以前の施術の際は4回施術を受けて、痛みがほとんど再現しなくなったということで卒業されていました。
その後手首に負担のかかる仕事や、趣味を再開しても痛みが出ることなく順調に回復していたようです。
この方の紹介でYさんもご紹介いただきました。
このYさんもまた、その後調子が良くなっているということを、教えてもらいました。
今回は特定の動作の痛みが取れないということでした。
痛みが出なくなって、ケアをすることもなくなっていたので、大分やり方を忘れていたのかもしれません。
今回の痛みも無事、再現させることができ、私の推測通りにケアをして痛みが軽減していきました。
私の手は特殊なんです。
押しやすい手をしています。
というより、手を自在に操れるので、上手に押せるのです。
器用に動かすことができます。
たまに耳をピクピク動かせる人がいますが、私は手で複雑な動きをすることが可能なのです。
特殊な手で毎日手首の小指側の痛みの人ばかり見ているので、上手になるし経験値もどんどん増えるのです。
手術をしても良くなっていないかた。
病院に行っても、もう上手に痛みと付き合うしかないという感じで、打つ手なしとなっても、まだやれることがあります。
痛む動きが、ここまでは平気、ここから先は痛い。
というように動きの範囲で痛みの増減があれば、私は力になれます。
手術をした後の人にも、ちゃんと希望があることを伝えたくて、今回この方に写真を撮らせていただきました。
本当は手術をする前に受けてほしい。
けど、してしまった人は、それはそれとして次の選択肢があることは知っていてほしいなと思います。