よそはよそ、うちはうち
なんとなくブログのタイトルを決めたけど、子供の頃言われてたような気がする。
友達が持ってる物を欲しがって、みんな持ってる!みたいに言ってもタイトルみたいなことを言われてたような気がします。
皆さんいろんなとこで、いろんなアドバイスを受けすぎて、いろいろ混ぜてませんか?
新しいところに行き始めたら、そこでの方針をしっかり聞いてやらないといけません。
混ぜるな危険、です。
全然別のアプローチをやってる人もいます。
例えば、しまもと整体院では、筋肉を動かさないといけない、筋肉をほぐさないといけないよと言います。
そうすると、
筋肉をほぐす=マッサージ
みたいに思った人は、お勧めしていない、違うやり方をやったりします。
それに私が気づいた時は修正するけど、報告もなく自己流をやってたりもする。
私としては自己流がダメだよと言うつもりはないのですが、ダメな自己流もあるのです。
この前聞かれたのが、
「ストレッチもやるようにしてるんだけど、良くならない。」
というので、どんなものをやってるのかと思ったら、世間一般で言う腕のストレッチでした。
あのね、それ、TFCC損傷の人が痛くてできない動作だから。特に1枚目の方。
それをやりながら、ちゃんとケアをするなら良いんだけど、そのストレッチだけやってたら、ただただ痛い思いしますよ。
仮に痛みなくできたとしても、そのストレッチで伸びる筋肉は、痛みの原因と関係ない筋肉ですから。。。
あと、私のホームページに載せているケアの方法。
あれは手首の小指側の痛みのケアの一例です。
違うパターンの人は、あれを参考にしちゃダメです。
あそこにケアの仕方を載せたけど、手首の出張施術を始めた当初、あれを参考にしてるはずなのに、違う筋肉を押してる人がいました。
ただ、書いてた筋肉と違うところを押していたのに、その人にはその筋肉でよかった、なんていうこともありました。
だから、どうせ正しいものを追加で書いても、みんな適当なところを押すのなら、自分で効くところを探してくださいと書いたほうがいいやとなって、書いていないのです。
だから、私の施術を受けて効果を感じた人は、私に言われたことをまずはやってください。
あと、私が施術の時にやってたことを思い出しながら出来るならやってください。
自己流にアレンジするのも良いのですが、効いてないなと思ったら基本に戻ってください。
やっても良いのか分からなかったら聞いてください。
施術を受けたあと良くなる人と、良くならない人の違いの一つは、こういう思い込みで余計なことをしてるとかもあるのかもしれません。
自分なりの工夫はどんどんして欲しい。
けど、どこかで聞いたとか、本に書いてたとかそういう無関係なやつは参考にして欲しくないのです。
自分の感覚は頼りにして良いけど、その辺に転がってる情報は頼りにしないで欲しい。
外から入る情報なんかより、自分の感覚の方が100倍頼りになります。
この症状を治せる人がたくさんいれば、こんな治りにくい症状だなんて言われないんです。
私の施術を受けて、変化を感じたのに、まだ少し痛いからと、出来るだけ安静にしてる人は論外です。