止まない雨はない
ちょっと前まで、長い梅雨だなと思ってのに、今となってはたまには降っても良いのにな?くらいの暑さです。
人間万事塞翁が馬
最近のコロナ禍でいろんな人が不安を抱えてると思います。
例に漏れず私も不安を抱えてます。
ただ、その不安の内容が人によって大きく異なるのが、今の日本なのかもしれません。
私が好きな言葉に、
「人間万事塞翁が馬」
というのがあります。
意味あいとしては、ある出来事に対して、良いとか悪いとか判断することは、後になってみないと分からないから、いちいち一喜一憂しなくても良いよ、と言うことわざです。
私自身、これをあとから実感出来る出来事がありました。
私は高校生の時、手首の痛みでスポーツを諦めました。
それは当時は間違いなく挫折でした。
なんで自分がこんな目に合わなきゃいけないんだと。
それが今では、手首の痛みで困ってる人の救世主になれる、最大の要因になってるのです。
あの怪我をしなかったら、手首の症状の治し方を発見することができませんでした。
この怪我はなったことのある人にしか表現できない、辛さがあります。
マニアックすぎて、理解されないし。
特定の動き以外は痛くなかったりするから、本当に痛いの?という視線を浴びたり。
かと思えば、不用意に動かすと激痛が走ったり。
こんなことなら、骨が折れてくれてた方が、みんな理解してくれたのに、と思いました。
一年経っても治らず、私が治し方を知ったのは痛めてから10年以上経過してからでした。
スポーツを諦めたら、時々痛むことはあっても、日常生活は送れました、私の場合は。
サラリーマンを辞めたのだって、ある種の挫折。
みんなは不満を抱えながらも働き続けられるのに、私は納得がいかない!って辞めちゃったわけですから。
そういう、一見マイナスなことが、今の自分に生かされてます。
だから、今大変な思いをしてる人、今挫折を味わった人にも、それが後々生かされることもあるんだと思って、希望を持って欲しいなと思うのです。
それと同時に、手首の痛みが、なんらかの理由で良くならない人も、治らない方が良い、なんらかの理由があるのかもしれない。
だから、自分の本音に向き合って、人生を変えるきっかけにしてもらいたいとも思うのです。
良くも悪くも人生は自己責任。
他人が決めるものではない。
自分ができることをやるしかないのです。
やらなきゃいけない!
って思ってる人に、私は言いたいのです。
やらなきゃいけないという言葉を理由にして、自分を虐待してませんか?って
我慢は環境によって、させられるかもしれないけど、最終的に我慢すると決めてるのは本人です。
本人しか我慢からの解放はさせられないのです。
私は、意見することはあっても、人を支配しようとはしません。
みんなに自分らしく生きて欲しいと、心から思ってます。