熱が出たら…
熱が出たら、解熱剤を飲む!
っていう人もいると思いますが、ちょっと待ったー!です。
ちょっと待ったーって、昔ねるとん、とかって番組ありましたね。
これ分かる時点で、アラフォー以上確定です(笑)
解熱剤を飲めば熱は下がるかもしれないけど、それでいいんですか?
そもそも熱が出ることが体に悪いと思っている人がいるけど、熱が出ることは悪いことばかりではないですからね。
熱が出ることで、ウイルスは働きが弱くなり、白血球は働きやすくなります。
熱が出るというのは、体内で病原菌とのドンパチを有利に進めるための現象です。
だから、下手に熱を下げると、免疫の働きを落とすことにつながるので、今では解熱剤はむやみに使うものではないとされているのです。
もちろん、高熱になりすぎて、他の障害を引き起こす恐れがある場合は必要になるのですが、そうでなければむやみに飲む必要はないのです。
本当に体の弱い人は、熱を出すことも出来ませんからね。
咳が出たら咳止め
熱が出たら解熱剤
下痢になったら下痢止め
痛みがあったら痛み止め
全部、症状を抑えるためのものであって、根本解決ではないのです。
そして、上記のように、体の仕組みで考えたら、治ろうとするのを阻害していたりするのです。
風邪をひくのだって、健康になるために風邪をひくのです。
無理をしているから風邪をひくのであって、風邪が悪いのではないのです。
それなのに、風邪はひいちゃいけないものみたいに言われている。
西洋医学は、基本的に対症療法です。
どうしてその症状が出るのか?と言うことはあまり考えられていないのです。
東洋医学のようなアプローチも本当は必要なのに。
ちなみに、私が勉強したカイロプラクティックは、アメリカ発祥なので、東洋医学ではありません。
ただ、体のことを勉強して、あぁでもない、こうでもない、とやっているうちに、東洋医学的とも思われるようなことにも行きつくんですよね。
とりあえず私が言いたいことは、思考停止して、健康について他人に丸投げしていたら、大変だよと言うことです。
健康は、人生の大事なテーマですから、他人に丸投げすることなく、体を理解しようと努力することも必要なんじゃないかなと思います。