風邪は撲滅出来ないよ
先日バドミントンのあと、とある更衣室から聞こえてきた会話。
「こういう中途半端な制限の緊急事態宣言だから、だらだら続いてみんな守らなくなるんだよ。
ガツンとロックダウンとかして、一回感染者をゼロに抑え込んでしまえばいいのに、それをやらないからいけないんだ。」
と言う話でした。
海外で、強力なロックダウンをした国と、緩い感染症対策をした国で、感染者数などの相関はなかったという話を知らないのでしょうね。
仮にロックダウンをして、完全に日本中から新型コロナがなくなったと仮定しましょう。
ウイルスは何を媒介して運ばれて来るか分かりません。
インフルエンザなどは鳥が運んでくるとか言いますよね。
今回の新型コロナも、初期の頃、コウモリが運んできたという噂もありました。
鳥を全部撃ち殺しますか?
海外から無症状でウイルスが付着している可能性もありますが、ずっと鎖国しますか?
昔から目に見えなくても、ウイルスとも細菌とも、共存していたわけです。
毎年インフルエンザも流行るし、どこかの誰かは風邪をひく。
風邪をひく人がいるけど、その人だけ風邪のウイルスに接触したわけではないのです。
そこら中に蔓延しているウイルスに、抵抗力が下がった人が発症するだけで、風邪をひいていない人もウイルスには暴露しているのです。
良く晴れた日に、差し込んできた太陽の光のなかで布団を叩けば、すごい量の埃が舞います。
ほこりを目にすると、あまり吸い込みたいと思わないけど、普段からそのくらいの埃は吸い込んでいるのです。
目にしなければ気付かなかった、気にしなければなんともなかっただけなのです。
新型コロナも、世界中で大騒ぎをしているけど、可視化しただけで、実際は新種の風邪です。
今まで風邪を引いたからと言って、なんのウイルスか調べるなんてことはしてこなかっただけです。
欧米では超過死亡が出ているので、ただの風邪ではなかったと言えると思いますが、日本では超過死亡が減っています。
危険なウイルスが流行した年に、例年より亡くなる方が少なくなるというのはおかしいのです。
過剰対策をしているからに他ならない。
亡くなる方が少なくなるのは喜ばしいことだけど、良い年でしたか?
帰省が出来なくなったり、会いたい人に合えなくなったり、我慢だらけで早く終わってほしいと皆さん思ってますよね。
これを終わらせるのは、コロナ撲滅ではなく、コロナ恐怖症をいかに克服するかだけなのです。
手首の痛みは施術で取れるけど、手首の痛みがひどくなるんじゃないか?という恐怖心は私が直接取ることは出来ない。
「○○をやったらひどくなるんじゃないかと思って怖いです。」
怖いのは感情、痛いのは感覚。
痛みが出ていれば、ほらねと取れるけど、出るんじゃないか?と言うのはどうしようもない。
医療に関しては恐怖を植え付ける人が憎い。
素人は分からないから怯えることしかできない。
信じて損するのは本人なのになぁ。