野中選手銀メダルおめでとう
昨日はスポーツクライミングの決勝戦が行われました。
日本人選手は、日本のトップを16年間走り続けてきた、野口啓代選手と、世界でもトップクラスのフィジカルをもつ野中生萌選手が出場しました。
野中選手は5年前に松山まで手首の施術を受けに来てくれました。
そして、その5年後の某日また連絡がありました。
手首を痛めたから見てほしいと。
カルテを見て、びっくり。
5年前の初来院の日付と、今年の来院の日付が全く同じ日だったのです。
恐ろしすぎる偶然。
そういうわけで、オリンピック直前だったので、どうなることかと思いましたが、やってくれました、銀メダル!
ひざの故障も抱えて、直前で手首まで痛めて、満身創痍の中での最大限のパフォーマンスを発揮してくれたと思います。
痛くても、骨が折れてもいい、必死にくらいつくんだ!という気概を感じました。
勝利者インタビューの時も、自分の喜びも当然ながら、一緒に戦った野口選手のことも自分のことのように喜んでいて、本当に心からクライミングを楽しんでいることが伝わりました。
以前から思っているのですが、クライミングは競争とは言っても、あくまでも自分のパフォーマンスを出すかどうかなので、周りを蹴落として戦う感じではない。
だから、ヤンヤ・ガルンブレト選手とも、喜びあっていて、いいなと思いました。
あんなに表彰台でみんな仲良く映っている場面、初めて見ました。
クライミングジムとかに行っても、みんな和気あいあいと登っているんですよね。
ゴルフとクライミングは、みんな仲良く、と言うのがよく似合うスポーツだと思います。
同じ壁を登るのだけど、背丈など個人差がある。
その個人差にあった登り方などがあるから、何通りも登り方があったりする。
そんなところもクライミングの楽しさなんでしょう。
今回の野中選手もインタビューの中でおっしゃってましたが、クライミングに興味を持ってくれる人が増えたら嬉しいと言ってました。
楽しいから好きだからクライミングをやってきた。
だから、そんなクライミングを一緒に楽しめる人が増えることは嬉しいと。
子供の頃から、木登りとか好きで勝手にやってたくらいだから、当時クライミングが身近にあったら、自分も夢中でやっていたかもしれない。
本能的に楽しい競技なんでしょうね。
オリンピックとしても、手に汗握る展開で、楽しませてもらいました。
手首の故障はまたこれからしっかり治していきましょう。
そして、世界の頂点をまた目指してほしいなと思います。
2 件のコメント
野中選手もやはり筋肉が原因で痛みが発生していたのでしょうか?
愛媛でもボルダリングジムが増えて、マイホームに壁を作る人もいるので
しまもとさんの技術がさらに広まることを期待しています。
あと同じくらいの整体技術を持った人が愛媛にも一人欲しいです。
弟子の育成にも期待してます。
黒ココアさん、コメントありがとうございます。
そうですね、やはり筋肉が原因の痛みでした。
以前痛めた筋肉とはまた別の筋肉でした。
愛媛もボルダリングジム増えているのですね。
私も自分と同じ技術を持った人を増やしたいと思います。
そのつもりでこっちに出てきたのですが、検索結果が。。。
夏目漱石の草枕という小説の、最初の文章と同じ悩みを抱えています。
一生懸命発信すれば角が立ち、忖度すると伝わらない。我を通せば窮屈。