手術はプラセボの可能性も
ときどき記事にする話。
プラセボというのは偽物のクスリの効果のこと。
本当は薬じゃないのに、すごくいい薬だよと信頼できる人から勧められたものを飲むと、良い効果が表れるという話。
これは薬で例えられることが多いけど、実際には薬に限らないことなんです。
言葉でもプラセボはあるし、手術でもプラセボはある。
暗示効果のことです。
今までは上記の本に書いてある、と言っていたのですが、ネットの検索でもその内容を見ることが出来ることに気付きました。
「プラセボ手術」で検索しても出てきますが、リンクを貼っておきます。
つまり、良くなると信じると良くなる効果が出る。
良くなると思っていないと、良くなるものも良くならない。
何を信じるか、って話すのと同じですよね。
だから、靱帯や軟骨が原因で痛みが出ていると信じている人は、施術で変化をしても痛みが戻ってくると、
「やっぱり靱帯が傷んでいるからダメなのかな?」
という思考に引きずられて治りにくくなってしまうのです。
いつも私が口を酸っぱくして言っている、
「靱帯や軟骨が原因だというお医者さんの意見は、いったん脇に置いて無視してください」
というのは、筋肉のケアで良くするために大事な条件なのです。
宗教みたいだなと思うけど、そういうものなのです。
手術はその点、その思い込みの呪いを解く儀式になるんですね。
だから、思い込んでいる人は手術をすることで治りやすくなるかもしれない。
でも、筋肉という本当の原因が解消されなければ、治らないのです。
手術の後、筋肉をケアしたりリハビリをしたりで、動かせたら良くなる可能性はあるのです。
でも、高いお金を払って儀式をしなくても良くなるならその方が良くないですか?
ということで、私はこうやって発信しているのです。