自分ではどうしようもない
無力感を感じると、人は努力をしなくなる。
人をコントロールしたいと思えば、無力感を感じさせたらいい。
自分にはどうしようもない。
そう思ったら、人を頼ってどうにかしようと思うから。
自分でどうにかできると思えば、
それでも人を頼ることもできるし、
自分でどうにかしようとすることもできる。
子供の成長を喜ぶ親は、自立できるようにサポートをする。
子供を支配したい親は、無力感を与えて、世話をしたがる。
あなたは私がいないとダメなんだから、と自分の価値を感じたいがために、子供に未熟者と言う印象を与え続ける。
整体は、商売で行うので、ある程度は通ってもらう必要がある。
でも、商売がメインになると、自分ではどうしようもないという側面を強調することになる。
①自分で判断することを禁止する。
②プロにしか分からない、微妙なズレがあると信じ込ませる。
③下手に自分で何かをやると、余計悪くなるかのように思わせる。
自己判断が出来ないようにすることで、勝手に来なくならないようにする。
ほおっておいたらあとから大変なことになると思わせると、怖くてどうにかしなきゃと思うようになる。
これは、私がそういうメッセ―ジを与えないように気をつけていることです。
もちろん、素人が適当にケアをしたりすると逆効果になることもあるから、注意は促します。
でも、自分でやらないようにとは言わないのです。
むしろ逆、自分でやらないと良くならないよと自主性を促します。
効いている効いていないは本人にしか分かりませんからね。
依存させられそうになったら、警戒したほうがいい。
専門家の言うことを聞いていればそれでいい。
と言うように自分で考えさせないのは、支配なのです。