最後の大会
大人の一年は、去年の続きみたいなもので、来年も今年の続きみたいなもの。
だけど、学生さんの一年は、去年とは全く違ったものだったり、来年は別の環境だったりする。
中学最後の夏と、高校一年の夏とか全然違う。
一年二年と、頑張って耐えてきて三年生で部活動で結果を残すとか、大半の人はそんな感じ。
だから、怪我で最後の大会に出られないとか、実力を発揮出来ないというのは辛いですよね。
私は高校生の時、軟式テニス部に所属していましたが、一年の夏に手首を痛めてほとんど何も出来ず引退しました。
何もする前だったから心の傷が少なくて済んだのか、何も出来なかったから心の傷が深くなったのか。
無力感と屈辱感を体験しました。
中学から軟式テニスはやっていたから、それなりに自信はあった。
ただ、中学の時の練習の環境は悪すぎた。(コートが一つしかなく、男女で交互にしか使えなかった)
高校では毎日テニスコートに立てることが嬉しくて、上達するイメージしかなかった。
やれる環境はあるのに、やれないことは辛かった。
だから、学生さんでケガで苦しんでいる人は、ぜひ施術を受けて欲しいと思うのです。
大人は一か月や二ヶ月安静にするのも、それほど苦にならないと思う。
一年間スポーツが出来なくても、それほど問題はない。
でも、学生さんだと、その一か月で周りはどんどん強くなる。
一年も経てば雲泥の差が出来る。
そして、その経験はその後の人生にも影響する。
努力してもケガですべてが無意味になるなら、努力をしても意味がない。
そんな風にふさぎ込んでしまう学生さんの話も聞きました。
学生時代はまだ広い社会を知らない。
だから、学校が全て、部活が全てになりやすい。
挫折がそのまま、自分の人生の悲観につながってしまったりする。
上記のリンクのページで、私も相当嘆いてますね。
今も変わらない嘆き。
社会を少しでも良くしよう、何とかして変えたいって思うから苦しむんです。
仕方がないよね、って諦めてしまったら楽になる。
治すことを頑張るから消されたり、否定されたりする。
ただの癒し業です、と分をわきまえた発言をすればこんなに風当たりがきつくならない。
良くなる!とか言わなければ、一回施術を受けただけの人に、「良くならない」というだけでクレームをもらったりすることも無くなる。
私がやろうとしていることや、発言していることは社会に大きく関わること。
だから、非難されたり言論統制されたりする。
でも、自分の身体の痛みは自分で治るための環境を用意すれば、自分の身体が治してくれる。
社会は簡単に変わらなくても、自分の身体は自分の行動の結果でいくらでも変えられる。
西洋医学が全てではないのだから、手術をする前に一度でいいから試してみて欲しい。
一度で可能性を感じたのなら、その方法を自分で出来るようにして、痛みがなくなっていく希望に変えていってほしい。