逃げるのもアリ、戦うのもアリ
病気やケガは避けられるものなら避けたいですよね。
でも、避け続けた(逃げ続けた)先に何があるのかを考えることも必要なんです。
例えば、疲れている時とかに、身体を冷やしたりすると風邪をひいたりします。
だから、暖かい服装をすることは風邪予防になりますよね。
でも、普段から暖かい服装に慣れていると、寒さに弱くなります。
寒さに弱いということは、他の人が問題ない程度の寒さでも風邪をひきやすいと言えるのです。
ウイルスや細菌などに、普段から接していると、身体は免疫が強化されて、少々のウイルスや細菌ではやられることがなくなります。
が、普段から無菌状態になれてしまえば、ちょっとの菌でも体がやられてしまうのです。
日本は衛生的な環境なので、海外に行くと水を飲むだけで体調が崩れると言いますよね。
怪我についても同じです。
怪我をするのを防ぎたければ、運動をしなければいいのです。
転びたくなければ、立ち上がらなければ転びません。
いつも寝たきりでいれば、転倒するリスクはゼロです。
でも寝たきりでは生活が出来ません。
寝たきりでは筋力も体力も無くなっていきます。
普段から運動を続けている70代と、運動不足の70代、どちらの方が横断歩道で小走りになった時に転倒しやすいでしょうか?
普段から運動を続けている人たちの方が、転倒リスクは少ないのです。
ちょっと小走りするくらいの、筋力は余裕があるから。
普段運動をしていない人は、ちょっとした小走りでも、筋力が足りず踏ん張りがきかない可能性が高いのです。
怪我や病気から逃げてはいけないと言っているのではないのです。
疲れている時とか、弱っているときは、リスクを避けるために、安静にしたり、人混みを避けたり、暴飲暴食を避けたり、暖かい服を着たりして、自己防衛をしたらいいと思うのです。
でも、いつもいつも病気やケガを恐れて、逃げてばかりいたら逆に弱くなるということも知ってほしいのです。
ひざが痛くなってきたからと言って、運動を控えたり、階段を控えたり、歩くのを控えたり。
その結果、痛みが治まってくるのなら、それは選択肢として正解です。
でも、避けても痛みが治まらない場合、いつまでその痛い動きを避け続けますか?という事。
逃げても解決しないなら、向き合って戦わないといけないのではないでしょうか?
しまもと整体院は、向き合って戦いたい人の心強いサポートが出来ます。
痛みから逃げたい人には合いません。
痛みと向き合えない人は、向き合いたくない何か理由があるのかもしれません。
押してダメならひいてみろ。
という言葉があるように、ひいてダメなら押してみろです。
安静でダメなら、動かす方向で向き合ってみる。
考え方を変える、行動を変えるということをせずに、問題は解決しないのです。
私はサポートは出来るけど、動かしたくない人の痛みを取ることは出来ないのです。
筋トレやダイエットとかも同じですよね。
アドバイスやサポートは出来るけど、本人がやらないと出来ないのです。
だから、本人のやる気と、出来ると信じる心が大切。
本人の気持ちや信念と、私の技術と経験が合わさって初めて奇跡が起きる。
手術しないと治らないと思われていたものが、筋肉のケアだけで良くなるって奇跡ですよね。
そうやって考えると、人生ってやっぱりその人の責任なんだなと思います。
怪我を勝手に治すことは出来ない。
良くならないのもその人の人生。
良くなるのもその人の人生。