変化をさせるのは難しいことじゃない
痛くて動かせない関節を、痛くなく動かせるようにすることは可能。
私の施術を受けに来たことのある人なら、分かると思いますが、私の施術の効果は明確です。
痛くて動かせなかった関節が、痛くなく動かせるようになるのは日常茶飯事。
痛くてここまでしか動かせない、と言うものが、
「えっ?さっき出来なかったのに何で!?」
というのはすぐに実感していただきます。
施術を受けたことのない人なら、この話は眉唾に感じると思います。
私も昔ならそう思ったと思います。
とくに整体の仕事をするようになったばかりの頃とか、ある程度経験値がついたくらいの頃は嘘だと思ったと思います。
というのも、元々そういう技術を期待してカイロプラクティックの学校に通い始めたから。
そして、そこの講師の先生や、外部講師の先生のセミナーなどを受けて、激変を目の当たりにしたことが無かったから。
先輩とかに手首の痛みを相談とかしても、治せる!と言ってくれる人はいませんでした。
だから、治すにしても、そんな激変とかではなく、ちょっとずつやっていくしかないのかな?と思っていたのです。
だから、無いと思っていたのです。
今の私が言っていることは、あったらいいなと思う妄想の世界だったのです。
そんな優れた技術が存在するのなら、世の中の整体師たちが身につけて、もっと激変させられるようになっているはずだとも。
今私が思うことは、技術は誰でも簡単に出来るわけではないという事。
そして、術者が一方的に治すということは出来ないという事。
私が激変させられる症状だって、何でもありではない。
限られた症状です。
特定の動作で、特定の部位に出る痛みは激変させられる。
でも、動きが関係ない痛みとか、日によって差の大きい痛みとか、コロコロ変わる痛みなどは激変させられないのです。
激変させるというのは「変化させる」であって、「完治させる」ではない。
完治と言うのは、痛みを出したくても出せなくなるという事。
変化と言うのは、痛かったというのが一時でも、痛くなくなったとなることです。
その一時が、短時間の人もいれば長期間になる人もいる。
一時的な変化でも、それを何度も繰り返すことで、筋肉は作り替わるのです。
筋トレをして筋肉痛になって、回復を繰り返したのに、筋肉が強くならない人がいないように、筋肉のケアをして痛くない状態を何度も作って、痛み続けられるはずもないのです。
ただ、変化させる頻度は大事ですよね。
筋トレしても筋肉つかないというのも、年一回の筋トレだと、そりゃ筋肉つきませんわと言いたくなります。
でも、週に一回しっかり筋肉痛になっていれば、筋肉は強くなる。
痛くて動かせない関節を痛くなく動かせるようにして、なるべく良く動かすようにする。
毎週一回繰り返すだけでも、ある程度良くなるはず。
でも、その筋肉のケアを毎日やったらどうなるか?
その毎日のケアが、私の施術だったらどうなるか?
治らないわけがないのです。
自己ケアだと、効きの弱い人も出てくるでしょう。
そして、なるべく良く動かしましょうって話しても、人は痛いことは避けたいもの。
痛いと思ったら、その動きあまりやってくれなくなります。
だから、治るのが早い人と、遅い人が出てくるのです。
私を信じてくれるかどうかも大事だし、痛みに対する許容度も人によって違う。
施術で変化をさせることは私にとって難しいことじゃない。
でも、治るかどうかは、本人が動かすかどうかに関わるから、本人次第なんです。
一般常識は、痛くなる動作はしないほうがいい。
動かしたほうがいいという論客の人でも、「痛くない範囲で動かしたほうがいい」のです。
私が言っていることは、「痛くても、このくらい平気と思える範囲で動かしたほうがいい」のです。
医学を信じる人は、固定安静にしないといけないと信じてますよね。
医学を否定する権限は私にはありません。
しかし、その痛みを克服してもらおうと思ったら、医学を否定せざるを得ないのです。
医学論文などを書いたりして、医学の世界を納得させたらいいじゃないか?と思う人もいるかと思いますが、私はそういう綺麗な世界だと思っていないので、そういう努力はしません。
手外科学会の先生は、手の手術をするのが仕事です。
手術をしなくても治る技術を広めてくれると思いますか?
何年間も、時間もお金も労力もかけて身につけた技術をやすやすと手放してくれると思いますか?
だから、医学の世界も変えられないと私は思っています。
医学は変えられないなら、一般の人の意識を変えるしかないと思っています。
が、それも簡単ではないと思っている。
だから、数少ない分かってくれる人を相手にしているのです。
で、分かってくれる人に、もっと正しく理解してもらえるよう努力をするのです。
ただ、自分で治そうとする人は、一回聞いたら何とかなると思っている人もいるから、困るのです。
何度も通うつもりの人は、自分でなんとかするのが苦手だから、やってもらいたいという人が多くて困るのです。
商売をしつつ、きちんと結果を出すというのは、自分でやる気があって、なおかつ一回では身につかないと覚悟をしてくれる人、と言う非常に狭い人にしか完遂出来ない、大変なことなのです。
これが私の本音。