心臓の鼓動の回数は決まっている説について
心臓が鼓動する回数は決まっている。
だから、心拍数が上がるような激しい運動をすると寿命を縮めてしまう。
という説があります。
私はこの説を信じません。
心臓の鼓動の回数が決まっているのなら、出来るだけ心拍数を上げないように過ごさないと長生き出来ないことになります。
では、70歳の人で極力心拍数が上がらないようにゴロゴロ過ごす人と、好きなスポーツで心拍数を上げながら過ごす人のどちらがより長生き出来そうか?
心拍数のことを考えれば前者でしょうけれど、体力的に考えれば後者です。
「マラソン 90歳 ギネス」
などで検索すれば、90歳のランナーもたくさん見つかります。
フルマラソンで”ある世界一”
この記事で紹介される夫婦は、マラソンを始めたのは旦那さん77歳、奥さん74歳のころ。
マラソンをすれば鼓動は早くなり、寿命を縮めることになるはずですが、この夫婦は元気です。
スポーツ選手は短命と言うところから、こういう説が生まれたのかもしれませんが、命を削って運動をするのは、ストレスが関係するのだと思います。
好きでやる運動は、健康の秘訣です。
やらされる運動は身体に害があるかもしれないけど、基本的に体を動かすことは健康を維持するために大事なのです。
色んな説があって、混乱させられるかもしれませんが、騙されないようにしたいですよね。
激しい運動は急にやるのはお勧めしませんが、ちょっとずつやれば、身体は強くなるものです。
70台後半からでもフルマラソンを走れるようになるのです。
出来るだけ、年のせいにするのはやめて、色んな事にチャレンジして欲しいなと思います。