変わる勇気
『変えられるものは変える勇気を
変えられぬものは受け入れる謙虚さを
そして、それを見分ける知恵を授けたまえ』
ニーバーの祈りと言われる、西洋の格言です。
変えられるものと変えられないものとがあり、それを見分けることは難しいですよね。
整体のブログでこれを書くという事は、これが整体に関係するという事です。
体の不調があった時に、その原因をどんなものに求めるかという事です。
整体に来るような体調不良は、変えられるものに原因があることがほとんどです。
いや、逆に言えば整体に来るというのは、変化を求めてくるわけですから、変わるものでなければ良くならないという事です。
でも、西洋医学では関節の痛みや、腰痛、首痛などの痛みの原因を骨に求められてきました。
その影響で、変えられないものが痛みの原因だと信じてしまっている人が多くいらっしゃいます。
背骨は一度つぶれると戻りません。椎間板なども同じくです。
だから、背骨の構造異常が原因だと思うと、治らないという事になります。
変えられるのは筋肉の異常です。
そして筋肉を変えていくには、日常の過ごし方や、運動習慣、自律神経の影響を考慮してのストレスコントロールが出来るように変化をしていかないといけません。
急には変われませんが、時間を掛ければ変わっていけるはずです。
でもとりあえず、痛い・しびれる・動かないは困るから、整体で早く良くしていくんです。
良くなった後からが、繰り返さない為のトレーニングになるのです。
年のせいとか、骨のせいにすると、しょうがないという言い訳になります。
変わらないものを原因と思い、変化を拒み、それでも良くしてほしいと思う方は当院は合わないでしょうね。
変わりたい、勇気を出したいという方には、こちらも同じ思いでいますので、効果を出していけると思います。
売っている物と求めるものが一致していないとどうしようもないですよね。