オスグッド・シュラッター病
中学生くらいで、激しい運動をしていると出てくる膝の痛みです。
いわゆる成長痛と言われることもある成長期特有のケガです。
身長が伸びるので、骨がまだ柔らかいのですが、筋肉は大人のようにだんだん強くなってきます。
骨が柔らかいのに筋肉が強くなるので、筋肉が付着している部分の骨が剥離してくるのが、オスグッドの病態です。
オスグッド・シュラッター病はアメリカのオスグッド先生とスイスのシュラッター先生が発見したケガの病態です。
それで、オスグッド・シュラッター病です。
お年頃だから仕方がないというわけではなく、筋肉のケアをしてやれば防ぐことの出来る障害です。
筋肉が強く引っ張ることで起る問題ですが、筋肉が余計な力が入っていると、無駄に引っ張り続けることになります。
この余計な力を抜いてやることで、痛みを軽減し障害を起こしにくくすることが出来るのです。
太ももの前の筋肉が異常に収縮してしまうと、常に骨を引っ張る状態になります。
やるべきことは太ももの前の筋肉を緩めることです。
固まり癖が付いていると、自分でストレッチをするのも痛く、続けれらないこともあります。
整体でケアをして緩めてやれば、再発しないように大事なのはストレッチです。
太ももの前側のストレッチは、オスグッド・シュラッター病に限らず、すべての年齢の人の膝の痛みに有効です。
将来膝痛に悩まされない為にも、学生時代のうちから正しいケアの仕方を身に付けて欲しいと思います。
一言にストレッチとか、筋肉を緩めると言っても、気を付けるべきポイントがあったり、状態に合わせて、できるレベルの差があったりするので、プロのケアを受けたり、助言を受ける方が間違いが無いと思います。