ボクサー理論
試合中のボクサー理論(※私が勝手に作った話です)
人の身体は危険を察知するために、痛みを感じるように出来ています。
身体が傷つけられても痛みを感じなければ、大変です。
何かにぶつかっても痛みを感じない、何かが刺さっても痛みを感じない。
もしそんな身体であれば、おそらくすぐに死んでしまいます。
痛みが無ければ恐怖も無いので、高いとこから飛び降りるのも平気です。
つまり、痛みを感じるのは身体には必要なことです。
しかし、人間は痛みをコントロールできるようにも作られています。
例えば試合中のボクサーは、殴り合っていますが、試合中は痛みに鈍感になっています。
試合が終わった後から痛みに苦しむこともあるようです。
人は何かと戦う時には痛みを感じるよりも、逃げるか攻撃するか、そういうことを考え実行する必要があります。
だから、痛みよりも思考、行動が出来ることの方が大切なので、そういう非常事態には痛みを感じにくくする本能を備えています。
だから何かに熱中していると痛みを感じにくくなっているのです。
肩こりや腰痛などの痛みの他にも、風邪をひいたりするのも、忙しい最中よりは終わった後に出やすいのです。
体調不良の時は、体調不良は遅れてやってくるというのを知っておいてもいいと思います。
気付いた時にはもう治り始めているはずなのです。