自分の居場所がないと感じる時
昔、私、自分の居場所がないと感じていました。
「僕がいなくりゃ 誰か泣くかな? 寝る前 たまに こんなバカなこととか 考えたりした」
これはシャ乱Qという歌手グループの「いいわけ」という歌の歌詞の一部です。
歌詞の一部ですが、まさにこんなこと考えてました。
自分と言う存在が必要ないんじゃないかと思うんです。
人に誇れる容姿も無ければ、人に誇れる頭もない。
みんなと居ても「俺必要なくない?」とか考えてしまうんです。
そんな過去がありながらの「自分の居場所が無いと感じる時」の話です。
自分の居場所なんてものは誰にでもあるはずなんです。親元など。
でも、それだけじゃないんです、居場所が無いと思えば作ればいいんです。
どうやって作るか?
それは人の為になることをすればいいんです。
人の役に立ったと思えると、人は自分に価値を見出すことが出来るのです。
人にされたら嬉しいことを人にもやる。
昔、友達から連絡が来なくて寂しいと感じたことがありました。
自分から連絡しないと連絡が来ないなんて、本当の友達じゃないんじゃないか?
とか思って、こちらから連絡をしない!なんてやってみました。
一か月誰からも連絡が来ず、本当に友達を失うと思って止めました。
孤独かどうかの確認なんてしなくていいんです。
連絡が来なくて寂しいと思うなら、こちらから連絡をすればいいのです。
自分が良かれと思って人に何かをしていけばいいんです。
時には自分が良かれと思って何かをしても、喜ばない人もいると思います。
それは価値観が違うとか、その時相手の心に余裕が無いだけだったりするのです。
「だけど心なんて お天気で変わるのさ」って言う歌詞もあるくらいです。
ちょっと価値観が違うくらい気にしなくていいし、違うことが多いなら、無理に付き合う必要もないのです。
相手が喜ぶかどうかは相手が決めること、自分が良いと思ってやれば、それで良しなのです。
そういうスタンスで生きているうちに、自分は人の為に行動が出来る人間になるのです。
人の為を思って行動が出来る人が存在価値が無いわけがないんです。
受け身のまま、人から必要とされたいと思うのは子供の心理なのです。
大人になるにつれて、人から必要とされる人になる必要があるのです。
そしてさらに進むと、人に価値を与えられる人にもなれるのです。
つまりは自分が人から何かをしてもらって、それを感謝する。
そうすると、相手の人は「親切をして良かった」と生きがいを感じることが出来るのです。
お年寄りの方が、もう死にたいと言う事があります。
それは自分が人のお世話になるだけで、誰かの役に立てると実感できなくなるからです。
だからそんな時でも何かをしてもらう、感謝するという事を周りの人が出来ていると、生きがいを感じることが出来るのです。
人はみんな孤独なんです。
他人に話しかけると言うだけで、他人は喜んでくれることもあるのです。
生きがいを感じたいと思う人は人に何かを施すことから意識してみるといいと思います。
と、私は本を読んだり患者さんから教えてもらったりしました。
と言っておかないと、私はそれが出来ている人間なのか?とチェックされそうですね(笑)
私も人に施せる人間になりたいと思っています。