長所と短所
長所と短所って紙一重って言いますね。
例えばせっかちな人って、せっかちって表現すれば短所のように聞こえるけど、テキパキしてると言えば長所に聞こえます。
私なんかだと考え込みやすいとかあるんですが、思慮深いと言えばいい表現です。
思慮深いというのは物事を深く考えることが出来るという賢そうなイメージの話です。
これも悪く表現すれば、考えすぎ・重い・ノリが悪いというものにつながります。
長所っていいところで、悪いところが短所ということですが、長所も短所も表裏一体というか同じですよね。
思慮深いから安心感がある、考えすぎる人だから重い。
どっちも同じ人をそれぞれの視点で評価しているだけ。
なんだったら、同じ人に対して同じものごとに対してでも、評価する側の感情ひとつで長所にも短所にもなる。
誠実でまじめな人だから安心して付き合える。
と言って付き合い始めたカップルが、まじめすぎて面白みがないと言って別れるみたいな。
すごく軽快に話しかけてくれて、明るくて楽しい人だと思って好きになった恋人が、
どんな時でも軽く返されてる感じがして、真剣に向き合ってもらえてないように感じて信頼できなくなったり。
○○だから好きになり、○○だから嫌いになる。
言い換えたら嫌いになった時理由に挙げただけで、それが無くてももう嫌いになってきていたのです。
長所とか短所って他人がどう受け止めるかだけなんじゃないかと思うのです。
だから、個性っていうのは短所でも長所でも自分のキャラそのままが良いのではないかと。
短所をなくせばそれは長所をなくすことでもあるし、でもいつでもそうじゃなきゃダメなんてことないし。
思慮深い人だと思われてるからって、適当に生きてはいけないわけではないし。
自分がこうしたいと思って自分らしく生きていれば、それをいいと思ってくれる人が自分を好いてくれる。
自分らしくいることでダメだっていうような人と一緒にいるのってしんどいと思うのです。
私のブログは基本長いのです、ええ、ご存じのように。
これって基本的にはマイナスらしい。
でもね、これをいいと思ってくれる人もいるんです。
私のブログは基本長い!私の良さであり悪さである。
これをもっと読みやすくするために短くしよう!
ってやると、自分らしさを良いと思った人が「なんか違う」ってなるんですよね。
で、私も本当はこうしたいのにと思いながらストレスたまったり、書きにくくなったり。
何が言いたいかというとありのままの自分って、いいんじゃない?!ってことです。
おしゃべりな人にはおしゃべりが苦手で聞き役になりやすい人が合うし。
世話焼きな人にはずぼらで世話を焼かせやすい人が良く合うし。
自分じゃない自分になろうとするとしんどい上に、魅力もなくなっているということ。
自分のらしさを大事にするって大事ですよね。
自分らしさを大事にしていれば、いつか自分らしさを良いと言ってくれる人に巡り合う。
でも、自分らしさを押し殺して日々を過ごせば、本当の自分を分かってくれる人には出会うことはない。
自分らしさを押し殺して過ごしている時、身体は痛みとなって教えてくれるのです。
その生き方あなたらしくないよと。
ということで、長所と短所は同じものだから気にするなというお話でした。
で、体調不良があるとき、自分らしさを失っているんじゃないかと、立ち止まって考えてみることは大事ですよね。
本当は一番大事なことだけど、あまりそれを理解している人はいないですからね。
私はそういうものなんだなと気付き始めただけの整体師です。