施術を受けなくても良くなるのか?
私は元々普通の整体師でした。
というのは、特別手首限定の整体師ではなく、肩こり腰痛など、全身の症状を見る整体師だったということです。
そして、普通の整体師でありながら、普通じゃないことを言っていました。
肩こりや腰痛は歪みやズレのせいではないですよと。
ライフスタイルが原因ですよと。
つまり、その人の生き方が、本来のその人らしい生き方が出来ていないと出る痛みということです。
この考え方は、医学で分かってきている部分(一般的に周知されていないものも含む)と、私がさまざまな分野から学習してたどりついた考え方ですが、これからも大きく変わることはないと思います。
整体はライフスタイルを変えるための余裕を作るところ。
身体からのサインに気付くための場所として提供していました。
どんなに理由が分かったとしても、急に生き方なんて変えられないですよね。
だから徐々にライフスタイルを変えていくまでの間に、体が辛くて苦痛を我慢するよりも、施術を受けて楽にしながら、楽な生き方に(本来の自分らしい生き方)変えていきましょうということでした。
施術はある意味その場しのぎ。
施術を受けたければ受けたらいいし、受けなくても問題はない。
というようなことを言い続けてきました。
では手首の症状はどうかというと、私の場合は、ケアを自分で身に付けるまでの間、地味な痛みは続いていました。
高校生の時ソフトテニス部でしたが、普通にボールを打っていると激痛で日常生活もまともに送れませんでした。
ボールを打たないように、手首の負担が無いように過ごせば、ほぼ日常生活に支障がないくらいまで痛みが無くなりました。
ただ、またテニスをすれば一週間もせず痛みがぶり返しました。
部活もやめてその後就職してからも、手首の負担が強くなることをすると、手首の小指側にジーンとした痛みが出ていました。
このまま手首を使い続けたら、あのころのような痛みが出ますよという気配ですね。
左右を交差しながら手をついてねじるという動きがカイロの学校の授業であったのですが痛かったです。
痛めてから10年近くたっていました。
私の場合好きなスポーツを封じられ、それでも10年経ってもガラスの手首は健在だったのです。
だから、施術を受けなかったら治らないんじゃないかと思っているのです。
手首の痛みを抱えている方で私のホームページにたどり着くのはわずかな人です。
その中で私の施術を受けられる環境の方はラッキーなんです。
施術を受けなくても治るなら、それはそれでいいと思うのです。
でも、年単位で痛み続けたり、好きなスポーツを諦めるよりは私の施術を受けてみたらいいと思います。
一度で変化を出してみせます。
その後自分でケアで様子を見てもいいです。
でも、治らないなとなった時は、また私の施術を受けてほしいのです。
施術を受けた効果が一時的だからと言って、施術を何度も受けても同じことの繰り返しにはなりません。
筋肉はちゃんと生まれ変わるのですから、ちゃんとケアをしたらちゃんと動ける筋肉に変わっていきます。
ほおっておいても治るのかどうか、それは人によりけりなのかもしれません。
ただ、私は手首の小指側の痛みはそう簡単なものではないと思います。
整形外科の教科書に「なかなか回復しない…」と書かれている症状はそうはありませんから。