習い事が嫌でお腹が痛くなる
子供の頃、近所の子供達のブームで、そろばん教室に通ってました島本です。
まぁそこの先生が厳しいこと厳しいこと。
ふざけてたり、悪いことしてたら、そろばんの角で頭を叩かれるんですよね。
ということは、私は頭を叩かれるような子供だったということです。
私は辞めたいなと思ったら辞めたいって言える環境にいたので、お腹が痛くなったことはありません。
タイトルの話は患者さんから聞いた話です。
子供の頃、習い事をさせてもらってたけど、そこの監督がとっても厳しかったと。
初めは自分でやりたいって言い出した習い事。
なのに周りの子たちと比べて辛くなったり、監督に叱られて怖くなったり。
で、もう辛いからやめたいって言いたかったけど、自分から言いだした手前辞めたいって言えなかった。
言ったらお母さんに何を言われるか。
言ったらお母さんをがっかりさせるんじゃないか。
どんな風に思ってたかは想像ですが、そんなことを感じてたのかな?と
とにかく練習に行くのも辛いし、
行きたくない、やめたいということも出来なかった。
そんな時お腹が痛くなってたそうです。
お母さんを悲しませたくない、という愛情。
お母さんは、この子はできる子と期待してた愛情、でしょうか。
自分を守るためには、腹痛が必要だったんですね。痛いって言えば流石に優しくしてもらえる確率が上がりますもんね。
でもこれは、仮病じゃなくて本当に痛いんですよね。
私は辞めたかったら辞めたらいいのにって思ってしまうんです。
でもそれって、辞めたいって言うことが怖くなかったんですね。
ある意味幸せなことだった。
言い換えると親に期待もされてなかった、ってことかもしれませんが(笑)
親でも、友達でも、会社の人でも、期待に応えようとすると辛くなるのかもしれませんね。
周りの期待に応えるよりもまず、自分の気持ちに気付いてあげることが出来たらいいですね。