ポジティブとネガティブ
こんにちは。考えすぎという名の病におかされてます島本です。
私はポジティブ人間ではありません。
昔自己啓発の本を良く読んでたとき、違和感を覚えたことがありました。
ポジティブはいいけどネガティブはダメ
みたいな論調です。
自己啓発の本にはポジティブに生きよう!
って書いてあるし、心理学のような本には
無理してポジティブにならなくていいよ
って書いてました。
どっちだよ!ってね
で、これってどっちだけが正解でもないし、どっちかが間違いでもないですよね。
嫌なものは嫌って思って何が悪い!って思ってました。
今になって思うことは、
「ポジティブに受け止められるようになったら幸せ」
というだけなんだなと。
でもこれって、いろんな経験をしてだんだんと気付けることだから、すぐにならなくて当然なんですよね。
人生ってなんだろう?って考えてるときに、
「生まれて死ぬまでのこと」
って言われたら味気ないですよね。
それはそうなんだけども、もっと何かこう…みたいな。
色々な経験をしながら、
こうじゃなきゃ!とかこうしたい、こうありたい!
って思ってたのが、
これでいい、あれでもいい
ありがたい
って思えるようになったらいいんですもんね。
今自分が感じる感情は、感じないようにしたらもったいない。
落ち込んでるのに元気にならなきゃ!とかやらなくていいですよね。
腹も立つこともある。
人が信じられないこともある。
ムカつくこともある。
悔しい気持ちもある。
こんなのをしっかり感じきると、また違う感情が湧いてくるから面白い。
中途半端にフタをするからドツボにはまるんですよね。
平凡な日常だと刺激が欲しくなる。
わざわざ遊園地に行って絶叫マシーンに乗るのなんて、わざわざ恐怖心を感じに行くようなものですよね。
子供の頃、疑問に思ってたことがあります。
なんで母親は、サスペンスドラマを見てるのだろう?って。
毎回殺人事件の起こる番組を見てる。
殺された!憎い!仕返してやる!
捕まって懺悔
みたいな展開。
これらもきっと、
「いろんな感情を感じたい」
っていう主婦に向けたドラマなんでしょうね。
だから、ポジティブな感情もネガティブな感情もドラマに必要な、演出の一つ。
人生も一人一人のドラマがある。
感じ切ったらいいんでしょうね。