魚釣りも手首にくるねぇ
先日の太刀魚釣りで、身体を痛めたので、その話をば。
魚釣りってほとんどの人にとっては趣味ですよね。
だから、好きなことして手首を痛めても、なかなか言いにくいですよね。
それでも懲りずにやっちゃう皆さま
安心してください、味方ですよ。
先日の太刀魚釣りは、200メートルの深さでジギングをしました。
ジギングと言っても、ピンとこない人もいるのでしょう。
ジグという鉛の塊を、魚のような形にした疑似餌のことです。
魚に似せて、動かして魚と勘違いさせて釣り上げる、という釣り方をジギングというのです。
この上の写真の、ピンク色に見えるやつがジグです。
これを水中でひらひらと動かすと魚が釣れるんです。
写真ではハリはついていませんが、釣るときにはハリをつけてますからね。
で、ここから手首の話です。
んで、あまり素人向けの注釈を入れると分かりにくいので、ここからは分かる人向けの記事になります。
水深200メートルで200グラム以上のジグを動かす場合、普通は電動リールを使います。
私は普段そんな釣りをしなかったので、電動リールは持っていませんでした。
ので、上の写真にあるような、ベイトリールを使用しました。
どちらも右巻きなので、ロッドを持つのが左手でしたので、左腕の筋肉痛もなかなかのものでした。
手首を反らしつつ親指側に反らす時に使う筋肉がめちゃくちゃ痛くなりました。
この筋肉を故障した場合、手首の真ん中から親指側が痛くなるやつです。
今回私はこっちはただの筋肉痛でした。
問題は右手首です。
釣り道具の写真の下のリールはダブルハンドルなので、バランスよくスムーズに回せます。
ハンドルノブを人差し指と親指で軽くつまんで、手首だけで回せるので、楽ちんですよね。
一般の人に分かる動きで言うと、卵をかき混ぜる動きですね。
それをお箸を真横に向けて回すような動きです。
でも、楽ちんなのは重くない場合の話。
ジグの重み、水深、魚が掛かった時の負荷…。
これらが重なった時、私の右手首の親指側が異常をきたしました。
巻くたびに、力のかかり方により、電気が走るような痛みが出たのです。
ビキッビキッと毎回ではなく、力の入り具合でちょくちょくと。
手首を回す動きはスムーズだけど、負荷がかかった時、手首の動きだけでそれを負担するのはきついのです。
いわゆる腱鞘炎の痛みです。
電気が走るような痛みはやっぱり不快ですね。
痛みの原因が筋肉と分かってはいたけど、辛いので、もう一つのリールを使いました。
写真の上にあるリール。
シングルハンドルで、ハンドルノブがスライムみたいな形のやつです。
こちらは先ほどのダブルハンドルと違って、右手でしっかり握りこみます。
握りこむから、リールを巻くときには手首を動かすのではなく、肘の曲げ伸ばしで腕を使って巻く感じになります。
そうすると、手首の親指側の痛みは起こらなくなりました。
しかし、その変わりに別の場所が痛くなりました。
痛くなるのは上腕二頭筋と三頭筋。
いわゆる力こぶの筋肉と、その裏の筋肉ですね。
大きい魚と闘うために作られたリールは、やはり大きい力を使いやすいように考えられているんですね。
普段から二頭筋を使っていれば、平気なのですが、あまり鍛えていないため筋肉痛になりました。
二頭筋が痛くだるくなったら、もう一つに替え
手首が痛くなったら元に戻し
どっちも右巻きのため、後半は左腕が死亡しました。
左足を船のヘリに乗せて、ロッドをもものうえに乗せて、リールを押さえるように持って巻いてました。
鍛えていない筋肉は、すぐに痛くなる
負担のかかる場所が違えば、痛む場所も違ってくる
電動リールを開発した人は神
ということが分かりました(笑)
腱鞘炎のように手首の痛みがその後、続くかな?
と思いましたが、その後は痛みは出ませんでした。
手首の痛みはその場限りのものもあるのです。
安静にして治る人と言うのは、こんな感じでひどくない人ですね。
安静にしても治らない人は、痛めている筋肉がどこなのか、特定してやればちゃんと治ります。
手首が痛いせいで魚釣りに支障が出ている人、ちゃんと治る方法はありますよ!
手首専門になって、経験値が増えてきたので、腱鞘炎など、親指側や、手首の真ん中、手の甲の痛みとかでも対応できます。
気になる方、治して釣りを楽しみたい方はご相談ください。