昔の写真
私は子供のころはそうでもなかったけど、中高生くらいから外見コンプレックスであまり写真に写りたがらなくなりました。
ですので私の手元にはほとんど写真がありません。
先日松山に帰省した際、高校時代の友人の家に泊まりに行きました。
その友人は良く写真を撮っていたので、アルバムをめくりながら思いで話に花を咲かせておりました。
そのうち何枚か写真を撮らせてもらいました。
ハーレーに昔乗っていたのに、その写真すらなかったのです。
これはおそらく21、22歳くらいの写真です。
不満たらたら言いながらサラリーマンやってた頃ですね。
日々のストレスからか、少し表情が怖い。
キリっとしたつもりなんでしょうね、写真苦手か!
あと服装が絶妙にダサい。
あとポーズがお出かけ時の奥様みたい。
この頃もおでこの広さを気にしてたけど、今よりはある。
このバイクはハーレーのスポーツスター883というものです。
900cc近くあるにも関わらず、400ccのバイクより遅いという、速さは求めない、音と鼓動を愛する人のためのバイクでした。
バイクって、操ってる感がいいんですよね。
あと肌が出ているから、空気を感じながら走れる。
山のにおい、海のにおい、田舎のにおい。
バイクは楽しい。
乗らなくても不便はないけど、乗らないと感じられない幸せがある。
このバイクにはついていなかったけど、キックスタートが好きだったり。
便利とか効率とかそんなのどうでも良くて、無駄なことが楽しかった。
セルを回せばエンジン掛かるのに、わざわざキックでエンジンをかけたり。
このハーレーの前はTW200というバイクでしたので、キックをわざわざ使ってました。
高校生の頃の友達と一緒に走った峠とか、思い出はプライスレス。
無駄なもの、無駄なことが人生の豊かさなのかもしれない。
今の人生は無駄なことどれだけできているだろうか?
なくても困らないけど、なくてはならないもの。
皆さんありますか?