もっと専門家が増えたらいいのに
昨日もお客さんが卒業していかれました。
しまもと整体院は良くなった方には、
「もう来なくていいですよ」
って言ってます。
普通の整体院はこんなことしません。
ビジネスモデル的に、整体はメンテナンスに使ってもらうというのが目的になっていることが多いから。
それ自体は私はいいと思います。
多くの体調不良は原因が複合的で、根本解決というのは難しいから。
整体に通っている人が多い、肩こり腰痛などは完治は難しいのです。
あれらは、ある意味生活習慣病的な印象。
でも、私が見ている痛みは、どちらかというと慢性化しやすいだけの、ケガだから。
ケガは治ってしまえば、また何かやらかさなければ、メンテナンスが特に必要にならないから。
だから、良くなったら、もう来なくていいですよ。になるのです。
もちろん、メンテナンスを希望する方は来てもらっていいので大歓迎ですが。
で、タイトルにある、【もっと専門家が増えたらいいのに】の真意は、
四十肩・五十肩だけ見ます!
足首の不調だけ見ます!
股関節の痛みは誰にも負けません!
みたいな整体が増えてもいいのになと思うのです。
私は手首専門ですが、他の部位でもびっくりするくらい痛みを改善できます。
でも、経験値が手首ほど多くないから、探しながらになることが多い。
だったら、他にも専門でやっている整体が増えたらいいのになと。
で、ここで飛んできそうな質問が、
「整形外科とかそういう専門があるから、整体はそんなのやらなくていいのでは?」
というのがあるかもしれません。
私の意見としては、
①専門の勉強をした人は、基本知識と専門知識などを詰め込みすぎて、自由な発想が出来なくなっている。
②なにがしかの組織に在する人は、新しいやり方を見つけてもそれが既存のやり方を否定し、収益減につながる場合、潰されやすい
と思うのです。
私は今手首の症状で驚くような結果を出せるようになってるのは、医学の常識に縛られていないから。
やっちゃいけないと思われていたことが、改善のヒントになっているということに気づいたからです。
そのきっかけがあって、その後の経験があって今の私があるのです。
手首の症状しか見なくなった今、手首の症状に対しては強い自信を持つことが出来ています。
法律の定めのある資格は、やることを規定されていて、それを守る必要があるのです。
だから、その範囲を逸脱する場合、国家資格を持っていても、整体やカイロプラクティックを名乗ることになるのです。
いわゆるメンテナンスに通ってもらう整体のやり方もいいですが、そういうのが苦手な先生も結構いると思うんです。
なにかの症状に特化した先生が、その症状のみ扱うようになれば、最強になれると思うのです。
そういう、スペシャリストがつながっていけば、この痛みを抱えた時にはここ!っていう流れが出来ると思うのです。
私は手首専門だけど、膝専門の先生がいれば、私より知識も経験も多いから、より明確に改善できることでしょう。
特化していれば、そういう患者さんをずっと通院させようとはしないでしょうから、そういう先生には紹介だってしやすくなる。
メンテナンスに通ってもらうことを目的としない整体師の集団があってもいいと思う。
皆さんはどう思いますか?
ネット検索が様々な規制でつぶされてきている今、そういう信念を持ったつながりがあってもいいと思うのです。
個別の症状で検索しても、専門でやってる整体の先生は私以外もおそらく潰されていることでしょう。
そこで、YouTubeやツイッターなどで専門家同士がつながれたらいいなと。