趣味は続けるべき
先日は、はじめましてのお客さんが3人いたのですが、3人とも71歳でした。
すごい偶然。
そのうちの二人は夫婦なので、まぁあるとしても、もう一人も71歳っていうのがミラクルですね。
70代になると、お仕事は定年で退職しているという方が多くなっていると思います。
70代と言うのは生活の習慣によって健康状態に差が出るお年頃だと思います。
スポーツを続けている70代は元気です。
私がお邪魔しているバドミントンサークルには80代の方もいますが、元気に走り回ってます。
思いっきり走りこんで転んだりしますが、その方は飛び込んでレシーブして転ぶということをいつもやっているので、誰も心配しません。
転んだら終わりと思っている人もいるけど、いつも転んでる人は少々転んだくらいでは何も起きないのです。
転んだらダメって思わされたら、動けなくなるのです。
動けなくなったら、足腰弱るので、転びやすくなるんです。
人の体は消耗品ではありません。
使えば使うほどたくましくなるのです。
とはいえ限度を超えれば損傷はします。
強い衝撃でブチっと何かが切れるとかあります。
でもそれって消耗したせいと言うより事故です。
マッチョは体が強いんだ!って言っても車にはねられたら死にます。
どんなに体を鍛えていたって、限度を超えた衝撃が来れば壊れます。
だからと言って鍛えても意味がないなんてことはないはずです。
耐えられる負荷が、何もしない人と比べたらはるかに強くなるのです。
趣味を続けていれば、人とのつながりも維持できるし、体も元気でいられる。
痛みの原因を骨や靱帯軟骨のせいと思うから、良くなるためには安静しかない。
と思われるんです。
痛い動きはしないほうがいいというから、治し方が発展しないんです。
痛い動きがカギになる。
痛みを感じながら自分でケアをするか、ちゃんと分っている人がケアをするか。
元気なお年寄りが好きな仕事を続けていたり、遊んでいてくれたほうが、経済も活性化するし、若い世代も将来を悲観しなくて済みます。
医療介護の世界も、利用する人が少なくなれば、ひとりひとりに掛けられる時間やサービスが増やせます。(利用しなくて済む人を増やしつつ、制度を変える必要はあると思うけど)
医療や介護を刑務所のようなビジネスにしないためには、一人ひとりの意識改革が必要です。
医療の世界は、病人が増えたほうが儲かるのですから、医療に掛かってもらうための情報があふれているのです。