先生じゃない
整体の仕事は国家資格ではないため、なろうと思えば誰でもなれます。
なので、先生と言われると違和感があります。
でも、たぶん別に皆さん特別な思いがあって、
「先生」
と呼ぶわけではないだろうから、そのままにしています。
逆にこちらも、以前は患者さんと言ってましたが、それも変だなと思いながらも、ちょうどいい言葉が無くて困ってます。
もちろん直接会ってお話をする際は、「○○さん」とお呼びしているのですが、記事にするときなど、どう表現するべきか。
お客さんというと、商売で何かを一方的に売るような感じだし、
クライアントというのは、英語のニュアンスがあいまいだし。
利用者と言うとまた何か変。
イマイチしっくりくる言葉がない中、今の時点ではお客さんと表現しています。
でも、私の中ではお客さんではないんですよね。
来る方は、痛みに悩んで施術を受けに来るわけです。
サービス業のように何か技術を提供して終わりではないのです。
一緒に問題を解決するための相談者のような感じです。
私の技術を提供して終わり、ではない。
痛みに対しても当事者意識を持つところからスタートだと思うので、お客さんでいてほしくないなと思います。
まだ痛いんだけど?
って表現する人には当事者意識がない。
まだこういう動きが痛いのだけど、うまく取れない、どうしたらいい?
っていうのだと、問題に対する当事者意識がある感じがする。
お客様という感覚はない。
横柄にされたら、効くポイントを外して、効かない施術をしようかな?と思うだけ。
先生と言われるほど、偉そうにはしたくないけど、へりくだるような立場でもない。
人として平等でいたい。
年上の人でも、年下の人でも尊重はするけど、へりくだることもない。