人の信念はなかなか変わらない
人って、信じたことが現実になる、っていう格言?噂?現実?があります。
フォードの名言でも
「本人ができると思えばできる
できないと思えばできない
どちらも正しい」
と言うものがあります。
出来ると思えばできるように頑張るから、いつかはできる。
でも、できないと思えば、やらないのだからできるわけがない。
この辺りはわりと現実的な話。
その先には、思ってることが現実になると言う、スピリチュアル的な話もあります。
私は、人は信じたことが現実になるというのは、真理だと思ってます。
先日悔しいなと思ったことがありました。
それは、
「この年になると、みんなあちこち、あれが痛いこれが痛いと言うようになる。
だから、ある程度動けるようになったら、あとは上手に付き合っていくしかないと思ってる」
と言われたことです。
キチンと治る痛みと、上手に付き合っていく痛みがある。
この手首の小指側の痛みは、キチンと治る痛みだ。
上手に付き合っていく痛みというのは、疲れやストレスと結びついている不調のような痛みです。
風邪を引くのは、疲れた時とか、体が休めというときにひく。
だから、風邪に完治はないのです。
2度と風邪をひかない体はないから、完治はしないのです。
そんな感じで、疲れたときに出る痛みは、一時的になくなっても、2度と出ないというのはないのです。
手首の痛みはそういう痛みじゃないのにな。
「このくらいの痛みなら、付き合っていくしかない」
って思ってる人は、そこから先には進めない。
良くなってると思わない人は、良くならないし、
治らないと思ってる人は治らない。
組織が損傷してると思ってる人は、どこかで恐怖心が働いて、動かせなくなるから、そこから先は良くならない。
こんなケアは自分にはできないと思っていると、できない。
人の信念って簡単には覆せない。
そして、信念というのは、専門家や強者(子供にとっての親や教師等・会社員の上司等)の言葉で作られる。
繰り返し聞いたり、インパクトのある言葉で刷り込まれる。
コロナ騒ぎでも、みんな簡単に騙された。←現在進行形。
そして、そこまで心配しなくていいよ、という情報を流してる人は、自分勝手で分かってない人扱いされた。
何も考えず、
「コロナなんて怖くねー」
って言ってる若者と、あれこれ情報を仕入れた上で、
「コロナはそこまで怖がるものではない」
と言ってる人が一括りにされてる。
常識に則って、大人しくしたがった方が楽なのに、そうじゃないって言葉を発信する大人たちは、信念があって言ってるんです。
自分のことだけ考えるなら、黙ってた方が楽です。
みんながしているように。
しゃべることもないのにマスクつけてるの無駄だなと思ってても、マスクつけてる方が批判されなくて楽です。
手首の痛みに対して、私は常識を打ち破ろうと、もがいてます。
ただ逆のことを言って目立ちたい訳じゃない。
常識外れな結果を出すのに、常識的な事を信じていて上手くいくわけない。
手の専門の外科の先生が、
「靭帯、軟骨を痛めてるから、治すには手術しかない。」
って言うんです、TFCC損傷は。
常識では、安静にしても良くならなかったら、後は手術しかないのです。
それを私は、
「手術もいらないし、安静だって最小限でいい」
って言ってる。
松山の店舗を手放してまでこっちに来たのは、結果が出るから。
結果を出せば、いつか覆せると思ってるから。
ただ常識を覆すことは、無理解、非難との戦い。
時々めんどくさくなって、全てを投げ出してしまいたくなる。