少数派はつらいよ
少数派はいつでも逆風が吹いている。
それでも行くのか、だからやめるのか。
大多数の人が良しとしてるものを、ダメだというのはとても苦労します。
多くの人を敵に回す訳ですから。
黙ってたほうが安全。
だけど、誰かが声を上げなければ変わることもない。
コロナの問題で、
「みんなが思ってるより、怖いものではないよ」
と声を上げることもそうだし、
整形外科分野で、
「画像で痛みの原因を探してる、今の治療法は間違ってる」
と声を上げることもそうです。
整形外科などの病院では、レントゲンをはじめとした、検査のための機械、治療のための機械など、高額な医療機器が揃っています。
その機械を使うために専門職の人も雇ってたりします。
検査機器や治療機器を数千万円で揃えて、検査が必要ない、機械の治療は効かないって思っても、使わないわけにはいかないですよね。
あまり効果は期待できなくても機械を使って、お金を稼がないと成り立たないのです。
もちろん機械は症状によって必要なことは間違い無いので、要らないわけではないのです。
ただ、慢性の痛みにはあまり使えないのです。
手術をしなくても、ケアが上手くできたら良くなる症状があります。
その場合、手術をした後にうまくケアができれば良くなることもあるでしょう。
そうしたら、手術のおかげで治りましたということになりませんか?
治ることがあるから、手術だって必要な人がいるんだ、っていう理論になることだってあるのです。
私がやってることは、はっきり言って整形外科の先生(特に手術する方)の営業妨害です。
でも、手術しなくても良くなるなら手術したくないという人が大半ではないでしょうか?
だから、大多数の人が信じてることを否定してるんです。
しんどい思いも沢山します。
多くの人に無視されて無力感も感じます。
ネットの検索順位も落とされます。(医学的根拠なしとされるから)
「おはようございます」
って挨拶しても、9割の人に無視されるなら、挨拶するの嫌になりませんか?
多くの人は、みんながやるならやるのです。
みんながやらないなら、やろうともしないのです。
加茂先生も昔からずっと声を上げて下さっているので、そのおかげで私も知ることができました。
私も微力ながら声を上げていきたいと思ってます。
上記二つは加茂先生の記事です。
整形外科の先生で、こういう発信をするのは、ものすごいことだと思います。
同調圧力に負けずに発信していただいてありがたい限りです。
手首の小指側の痛み(TFCC損傷)は、靱帯や軟骨を痛めている
保存療法で良くならなかったら手術をするしかない
これは整形外科の教科書に書かれていることであって事実ではない
大半は筋肉のケアで良くなる
しかし、やり方を知らない人達がケアをしても良くならない
多くの理学療法士や、整骨院の先生たちが保険の効く治療でマッサージやリハビリをすることがあるけど、そんなもので良くなるほど甘くはない
と、こういうことを言えば、敵を増やすのです。
ケアをしている人たちに向けた言葉ではない。
治したい人に向けた言葉です。