安静は良くない
先日中部エリアから2・3回来てくれたお客さんから連絡がありました。
その後、手首の痛みも痛みもぶり返すことなく、元気にやっているという報告と、同じ症状で困っていた仲間も、同じように筋肉のケアをしてみたら良くなったということでした。
中部エリアからはそんなに簡単に来れないから、同じケアで良くなったならよかったなと。
そして連絡とともに相談でした。
相談内容としては、2週間くらい前から腰痛が治らないので、島本さんは見てくれますか?ということでした。
私はお近くの人であれば、腰痛の人も来てもらってもいいかなと思うのですが、中部地区からくるのは、さすがにもったいないと思いましたので断りました。
そして、現在の腰痛の状況を聞きながら、危険な腰痛ではなさそうというのが分かったので、
をお勧めしました。
書籍を読むことで、腰痛の治療が体験できるという画期的な本です。
認知行動療法という治療法を疑似体験できるようになっているものです。
それと同時に、今できるアドバイスとして、
「腰が少し痛いかもしれないけど、動かしていたほうが治りが早いよ」
ということもアドバイスしました。
結果、その方は言われたことを素直に試したらしく、
「痛みが最初出たけど、気にせず動いていたら楽になってびっくりした」
というご報告を頂きました。
やりとりの掲載も許可いただきました。
今見直したら、入力ミスしてる!お恥ずかしい!
下のコメントの「やりなきゃ!」は「やらなきゃ!」の打ち間違いです。
腰痛も、痛いときは安静に!が常識としてまかり通っているんですよね。
「無理しないでね、安静にしててね」という言葉が優しいから、みんな騙されてしまう。
医学的な根拠もすでに示されてますからね、
『腰痛にたいして、安静にするのは良くない』
ということは。
医学的に間違っていることが、一昔前の常識として訂正されないのは、やはり社会全体で見た時にはマイナスになります。
整体で良くなる人もいることでしょう。
しかし、整体だけで完全に腰痛を克服することは難しいのです。
環境の変化や、心境の変化など、様々な要因で腰痛というのは克服できます。
身体だけの問題ではないことがほとんどなので、椎間板ヘルニアだとか、骨盤のゆがみだとか、そういうことが原因だ、と思いこまされることは、腰痛をより一層深刻なものにしてしまうので、情報はきちんと選んで飲み込まないといけないのです。
知らないことには気づくチャンスもないので、このタイミングで起こったこの話をシェアさせていただこうと思いました。
腰痛を治したくて整体を受けに来た人には、こういう話は受け入れてもらいにくいんですよね。
治してもらおうとして整体にくるから。
だから、腰痛じゃないときに冷静に情報として仕入れるのがいいんじゃないかな?
2 件のコメント
これはかなり経験ありますね。
先日のデッドリフトでも、アップの時は少し痛かったですが、終わった後はむしろやる前より痛みが無くなってました。
まだちょっと痛むからとビビって動かさないよりも、ちょっとづつでも動かした方が痛みが取れます。
急性で痛めた場合は別ですが…
黒ココアさん、コメントありがとうございます。
動かしていると楽になるって、すでに経験あるんですね。
急性で痛めた場合は別ですが…とあるのですが、実は急性の痛みも同様に動かしているほうが楽にはなるんですよね。
ただ、強い負荷はかけないほうがいいとは思います。
自分自身を追い込んでいるときに腰が痛くなるので、痛みを無視して無理するのはやはり良くないです。
でも、無理してたんだなって気付いて、無理はしないように心がけて、出来る範囲で動くというのはやったほうが良いのです。
白か黒みたいに、やるならやる、やらないならやらない。
みたいな感じではなく、適当に出来るといいんですけどね。
いずれにせよ人生を変える腰痛学校は一読の価値があります。