先に病院で診てもらったほうがいいか?
ときどきお問い合わせをいただくこの質問。
しまもと整体院に来る前に、病院で何か診断されていたほうがいいか?
というと、しまもと整体院的には必要ありません。
病院で例えば、TFCC損傷と診断されたとしても、筋肉のケアで良くなるのであれば、その診断結果は間違いではないですか?
ということになります。
ですので、ご本人が骨折しているのではないか?と心配されるのでしたら、先に病院を受診すると良いと思いますが、そうでなければ病院での診断は、しまもと整体院には重要ではありません。
腱鞘炎、キーンベック病、有鈎骨骨折、TFCC損傷、尺骨突き上げ症候群、尺側手根伸筋腱炎などなど。
上記のように診断されていても、私の施術が効いた場合は、それらの診断は混乱のタネになることはあっても、プラスになることはありません。
骨がぶつかっていて痛みが出るのに、筋肉を触って痛みが無くなるのはなぜ?
骨が壊死して痛みが出ているのに、筋肉を触って痛みが無くなるのはなぜ?
靱帯が切れかかっているのに、筋肉を触って痛みが無くなるのはなぜ?
骨折しているのに、筋肉を触って痛みが無くなるのはなぜ?
という混乱(認知の不一致)が起きます。
診断結果が重要なのは、おそらく他人に説明が必要な時です。
でも、しまもと整体院に来る方にとって重要なのは、元のように痛みなく動かせるようになるか?
ではないですか?
病名がつくことで他人に説明しやすくなったり、共感を得やすくなったりはします。
でも、病名がついたからと言って痛みが無くなるわけではありません。
下手に病名がつくと、固定しないといけない、安静にしないといけない、手術しないといけない。
などと余計な不安を抱えることになる可能性があります。
病名をつけてもらいたければ病院へ。
痛みを取りたいのであればしまもと整体院へ。
しまもと整体院に来ていただいても、骨折が疑われる場合などは、施術をお断りして病院への受診をお勧めします。
それに、しまもと整体院は来るのが遅いから手遅れになった!などとは言いません。
ですので、不安なら、先に保険の効く病院での治療を受けて、これじゃ良くならないと思ってから、来てもらったのでかまわないのです。
時間がもったいないなとは思うけど。
病名は私にとっては、あまり意味のないものなのです。