これ以上は良くならない
前回、施術を受けるおすすめの頻度について書きました。
まぁ来院頻度の提案は提案であって、ぜったいではありませんから。
それに皆様いろいろご都合はおありでしょう。
今日続きで書きたいことは、在校生でもなく卒業生でもなく、不登校の方のこと。
つまり、施術を受けて効果を感じていたけど、治りきる前に来なくなる人のことです。
日常生活レベルの痛みは、施術を受けてくれている、ほとんどの人は問題なくなります。
でも、ある程度良くなったらそこから先、あまり変わらないという人が出てきます。
その理由のひとつは、
「痛くなるような動きを頻繁にやるようにしないと、その動きが平気にならないから。」
日常生活程度の動作は、日常生活で動かすうちにキープできるようになるのです。
でも、日常生活動作以上の動きは、意識的にやらないと、できるようにならないのです。
週に一度のテニスの負荷があるとしましょう。
テニスの時にかかるような負荷は、日常の動きにはないのです。
だから、テニスの時の負荷と同じような負荷を、普段からやる必要があるのです。
どうやったらそういう痛みが出るかは、施術の間でやっているはずです。
そのわざわざ痛みが出るようなことをやらなきゃいけない。
痛みが出ないようにするために、それをやる必要があるのです。
痛みが悪化するのが嫌だからやりたくない。
と言っているのは、動かして治っていくイメージが出来ていない証拠。
痛みを克服するには、痛みが悪化しそうなことをやるのも大事な要素。
失敗から学ぶことがあるように、痛みから学ぶことがあるのです。
とはいえ、手首の痛みは人生の全てではないですからね。
人によっては、たくさんある痛みの一つかもしれないし。
このくらい良くなったら、もういいや、とあきらめるのもその人の自由
だけど、私はこの手首の痛みを通して、みんながより良い人生を送れるようにお手伝いをしていきたいなと思うのです。
手首の痛みを完全に乗り越えた人は、その後のいろんな痛みに対しても乗り越える力を持てるような気がする。
靱帯損傷・軟骨損傷ってそれ本当かな?筋肉をケアしたらどうなるのかな?
少なくとも私は手首の痛みを克服したことで、体の痛みへの怖さがほとんどなくなりました。
私にとって青春を打ち砕いた、憎き症状ですが、それを克服したことで、とても自信を持てるようになりました。
この安心感を皆様と共有できると幸いです。
2 件のコメント
今年2月に尺骨短縮オペと鏡視下のオペを受けました。手首のリハビリは停滞した時期もありましたがやっとリハビリから解放という言葉をいただきました。
ところが4月末五十肩を患い未だ可動域も上がらず痛みも強く OTの施術を週2で受けています。痛みで泣くほどの日もあれば 昨日よりは楽に可動域が広がった感覚があったり ただ毎日の自主トレをコツコツと重ね 長くかかるであろう五十肩と付き合うしかないのだと自分に言い聞かせています。
正直 オペをした方が早いのか せずにリハビリに頼るか いろいろ考えますが…。
何が正しいのかわからないので…。
なるさん、コメントありがとうございます。
手首は良くなっているのでしょうか?
五十肩で手術をするという話はあまり聞かないですね。
時間は掛かっても改善している印象です。
何が正しいのか素人の人には分からないですよね。
医療関係者含め、施術家などの専門家もすべてが分かっている人はいないと思います。
こういう状態の人なら、割と早く良くなる。などのように限定的なものは分かる人もいるのでしょうけど。