ボクサー引退の危機
「オヤジの栄光時代はいつだよ…
全日本の時か?
オレは………オレは今なんだよ!」
このセリフでピンとくる人は同世代の確率50%(根拠なし)
スラムダンク(漫画)は青春のバイブル
バスケットボールでケガをした主人公に、今後のことを考えて、プレイを中断して交代させようとした監督に対して言った言葉がこれです。
選手生命が終わってでも、やりたいことがある。
その大事な時が今なんだ!という熱い気持ちですね。
そんな言葉を思い出しました。
先日お客さんからLINEが届きました。
LINEの内容を掲載許可をいただきましたので、載せさせていただきます。
こちらです。
この方は一度しか施術を受けていないのですが、その後連絡のないままどうなったのかな?と思っていましたが、このようにご報告をいただきました。
選手生命の危機を私の施術を受けて乗り越えられたのだなと思うと、この仕事をやっててよかったと思います。
スポーツを途中であきらめた経験があるから、ケガで続けられなくなるかもしれない恐怖がすごく分かるのです。
ちょっと痛いくらいなら我慢するから、何とか耐えてくれ!
って思いながら続けているうちに、耐えがたい痛みになって愕然とするんです。
こんな風に思いながら手首の痛みと付き合っていたので、私はちょっとぐらいの痛みならいいじゃない。
って平気で言ってしまうのです。
ボクシングで手首を痛められる方は比較的ジャブやストレートは痛みなく打てます。
痛むのはフックやアッパー。
特にアッパーはきついと思います。
ねじ込むように打てば打つほど激痛。
サンドバックなら動かない標的だから、多少なら打てるけど、ミット打ちやスパーリングは標的が動くので、ポイントをずらされると激痛がするのです。
私は昔、空手とキックボクシングをかじったことがあります。
極真空手を三年ほどと、キックボクシングは半年ほど。
ですので、練習の時に痛む動作というのも想像がつくのです。
この方も相談のLINEをされたとき、痛む動きなどを私が的確に言い当てていたので驚いていました。
なった人にしか分からないので、理解してもらえず苦しんでいたそうです。
この点私は手首の痛みの経験者であり、完全に克服しているので痛みの出し方も取り方も熟知しています。
とはいえいろんなパターンがあるので、まだまだ学ぶことがたくさんあります。
ボクシングをされている方の手首の痛みは、小指側に限らず改善することができます。
手首というより、手の甲が痛いという方もご相談ください。
大昔キックボクサーの知人に、手の甲の痛みを相談されたとき、私はまだ治し方を知りませんでした。
骨がどうのこうのと言っていたので、それは自分にはどうしようもないと思っていました。
でもその痛みも今となっては、原因が分かったので対処できると思います。
おそらくこぶしを痛めているという表現をされている方の中には、私が力になれる人もいるはずです。