施術後痛みが強くなる
先日、一斉送信でその後どうですか?
何か気付いたことがあったら教えてください。
的なLINEを送りました。
何名かから、その後の経過報告や完治報告など頂きました。
その中で、一つ相談と言うか報告?がありました。
「施術を受けた後、元は痛くなかったような動きでも痛みが出たりして、不安になる」
という事を報告してくれた方もいました。
私だけでしょうか?
いいえ誰でも。
まぁ、「誰でも」とは言わないけれど、わりとよく聞く話です。
筋肉を刺激するので、筋肉痛とか打ち身のように痛みが出ることがあります。
その痛みが、押した部分ではなく、手首に関連痛として響いて出てしまうことがあるのです。
手首の痛みは筋肉が原因だ、という事で私が施術をして変化を実感してもらいます。
で、手首の痛みがその場では楽になった。
でもその後、戻ってくることもあるのです。
その戻ってきた痛みが、元より強くなる可能性もゼロではない。
ただ、この辺り個人差が大きいのですが、元々不安になりやすい人ほど、痛みが戻りやすいという傾向があります。
不安というのは全身に作用して、血流を悪くするのです。
なので、筋肉をさぁ治そうという段階で、血液が欠乏すれば痛みや違和感が多めに出ることも想定内なのです。
だから、痛みが出ることもあるけど、あまり気にせず動かしてくださいとお願いしているのです。
ゆっくり動かせば、最初は痛くても、だんだん慣れてくるのが分かるので、不安が無くなるのです。
動かせば筋肉に血が流れます。
血流が悪いと、最初は痛みが出るけれど、だんだん血流が回復してくれば痛みは無くなる。
という事も、記事に書いているのですが、きっとどこかに埋もれていて、見てもらえていないのかもしれません。
そして、結局は、
「動かしてね」
と言われても、
「動かしたらいけないのでは?」
と思っている人は動かしてくれないので、不安は解消されないのです。
セルフケアが上手になってくれば、
「どうせ痛くなっても取れるし」
となるのですが、セルフケアが上手になるには、動かさないといけないのです。
良くなると信じるのが先なのか、良くなるから信じられるのか。
だから、私は時々、信じるか信じないかです。
と宗教戦争のようなものだと例えるのです。
今日も来られた方とそんな話をしました。
「情報がありすぎて、何を信じたらいいのか分からなくなります」
結局、動かしたらいけないとか、動かさないほうがいいというのが、医学の常識です。
だから、私は医学の批判のようになってしまうのです。
医療機関で言われたことを信じている人は、私が救うことが出来ない人になる。
軟骨靱帯の損傷が原因なら、筋肉では治らないはずですよね?
一時的とはいえ、施術で痛みが消える現象、実感してもらったはずですよ。
あれ、靱帯や軟骨でどう説明するの?
施術が効いて、筋肉が手首の痛みの原因だと、分かっているのに、その人が医学を信じれば救うことが出来ない。
悪い男につかまった、女友達を救いたくても救えない現象と同じ。
そんな男やめてしまいなよ!
って言っても、離れられない。
あまり強く言うと、男と離れるどころか、自分から離れてしまう。
とはいえ、私の施術ですべての人を救えるわけではないのですから、その人が、
「しまもと整体院では良くならない」
と思ったのであれば、私はどうすることも出来ない。
そこで、ぐっと止めてくれたらいいのに!
と思う人もいるのだろうけど、私は自分が頑固だから、自分の意見も尊重されたいので、他人の意見も尊重して、去る者は追わないのです。
人生の岐路は沢山ある。
私はその岐路の一つなだけ。
私が思うのは、いずれの選択肢を選んだ人も、みな幸せになっていて欲しい。
手首の痛みが良くならないことで、人生を好転させられる人もいる。
だから、最終的に幸せになってくれたら、それでいいのです。
どんな人の人生も、最終的には自己責任なのです。
他人のせいにしたところで、その他人を信じた自分の責任なのです。
この厳しい言葉は、私が私に対しても言っているのです。
だから、みんな自分の好きなように生きてほしい。
他人の人生に口出しせずに、自分の人生を生きてほしい。
それは、個人主義という事ではない。
人と関わることでしか、人は幸せを感じることが出来ないのですから。