自分がやらなきゃ誰がやる
自分がやらなきゃ誰がやる!
って思って頑張ることって、楽しいですよね。
というブログで、手首の痛みの人の為に一歩踏み出そうとしました。
2014年の記事なので7年近く前のこと。
当時は「TFCC損傷」で検索をすると、1ページ目の5番目くらいまでには出るようになっていました。
なので、黙っていても私のページを見る人がいて、自己ケアのページを見て全国からお問い合わせが多く来ておりました。
松山まで来る人は県外からでもいましたが、来れない人の方が大半でした。
お問い合わせを受けても、
「押す場所が分かりません」
「…のような状態ですがこれでいいのでしょうか?」
など言われても、何も答えようがないものが大半でした。
それで出張施術を始めたのです。
一度の施術で治りきることはなくとも、一度の施術で筋肉で良くなるんじゃないかと希望を持つことは出来ると。
施術を受けて、変化して、良くなると信じる人もいれば、信じない人もいます。
なんとなくですが、信じたい人と、信じたくない人もいるのかな?という感想です。
という記事の中でも書いていますが、痛みが無くなることを、
「マヒして分からない」
と表現するのは、なんなんだろう?と思います。
痛かった動きが痛くない、痛みが少なくなる。
私は自分で体験した時に、「すごい!」と思いました。
その時の感動が強かったから、今こうやって手首専門でやっていると言っても過言じゃない。
その感動を共有したくて、東京までやってきたわけです。
変化をしても、マヒして分からないと言われると、正直テンション下がります。
上記のブログを書いたときは、はじめて言われたし、その他で不信感もあったから、効かないと言うなら効かないのでしょうから、お帰りくださいと帰ってもらいました。
今はそこまではしませんが、まぁどのみち、マヒして分からないという人は、その後来ることはないですね。
痛みが無くなるのか、マヒして分からないと言うのか。
同じ現象で受け取り方が違うのかな?
薬物の力でもないのに、痛みが消えるのって、感動的な体験だと思うんですけどね。
このTFCC損傷の痛み(手首の痛み)は、なったことのある人にしか表現できないところもあると思います。
もちろん、症状の重症度もピンキリだと思います。
ただ、私自身の経験も激痛でしたし、私が施術をしてきた数々の人たちは、十分重症だった人もいると思います。
そんな人たちへの施術の経験も、今の私には生かされています。
学生時代に手首を痛めた。
サラリーマンをやめて、カイロプラクティックの勉強をした。
たまたまその学校はトリガーポイントに長けた学校だった。
手首の痛みが、トリガーポイントがヒントになって、ケアの方法を編み出した。
そんな自分だからこそ出来ることがある。
自分がやらなきゃ誰がやる!
って思った。
自分がやらなきゃ誰かやる!
という冗談めいた標語もあるのですが、私は誰かがやっていたとしても、自分がやりたい。
今日も、
「私の施術を受けに来た人はラッキーな人です。」
と話しました。
全員が効果を感じて、全員が完治するわけではない。
でも、動きで痛みが出る人は、ほとんどの人が効果は感じる。
あとはそれを信じてやるかどうか。
信じてくれた人をいかに導くかだ。
信じない人に心砕かれるのはもったいない。
全員に好かれようとすれば、人は自分らしく生きることは出来ない。
自分らしくいながら、最大限社会の役に立とう。