身体は強くなるように出来ている
9月に無料体験してきたキックボクシングですが、先月入会してました。
おおよそ一か月近く経過したので感想をば。
人の体ってすごいなというのが正直な感想。
初めて無料体験をしに行ったとき、私の体は1時間のレッスンに耐えられませんでした。
2~30分した頃に、足が攣ってしまって続行不可能になりました。
その時は足の攣りだけでしたが、その後前腕の張りと、左肩の痛みが現れました。
それらの痛みはしばらく続いて、一週間くらいは残っていました。
で、その後もう一度無料体験を受けに行って、そのまま入会することにしました。
その二回目の無料体験の時も、最後まで立っていることを目標にして加減しながら動きました。
最初のうちは前腕の張りもあったし、筋肉痛もあちこちにあったのですが、最近はそれらも無くなりました。
この最近では連日のトレーニングも可能なのでは?と思うくらい。
やっていないことは出来なくなっている。
でも、またやり始めたら、出来るようになってくる。
競技としてトップを目指すのなら、年齢によってはもう無理ということもあるでしょう。
しかし、何かを楽しむということであれば、もう遅いなんてことはないんです。
「今出来ない」を、「もう出来ない」にして欲しくないなと思います。
私はバドミントンをずっと続けているので、運動不足ではありません。
それでも、キックボクシングの動作では筋力不足によって足が攣りました。
競技が変われば筋肉に負担の掛かる場所が違うのです。
テニスを久しぶりにすると左のお尻が筋肉痛になりますが、バドミントンを久しぶりにすると、右のお尻が筋肉痛になります。
今までと違うことをすれば、今までと違うところに痛みが出ても何も不思議はない。
筋肉痛ならそのうち治まってくれるし、それを続けていればそのうち筋肉が強くなるのです。
痛みが治まらないとか、治まってもまた痛くなるとかの場合、筋肉が修復できない何かの理由があるのです。
でも、その原因をケアしてやれば、また出来るようになるのです。
私がキックボクシングを始めた理由の一つは、どこか新しいところを痛めないかな?という不純な動機です。
人の体を治すお手伝いをしていますが、自分が経験した痛みの方が自信をもってケアが出来ます。
だから、怪我をするのも良い勉強になるのです。
キックボクシングでは筋力が強くなるだけでなく、生物的に強くなるというのもいいですよね。
昔キックボクシングの世界王者の体のケアをさせていただいていたのですが、身体が全然違う。
骨がものすごい密度で、硬い。
一般の人は、そういうキックボクシングのチャンピオンクラスの人を触ることはないと思いますが、身体が一般人とは全然違うんですよね。
すねの骨が、異常に硬い。
空手家の人が演武とかで、バット折りとかやっていますが、バットも折れるわな、という硬さなんです。
強い衝撃を受けることで、衝撃に耐えられる体になる。
つまり、身体はどんどん強くなるという事。
ストレス発散もしながら、身体の研究にもつながり、身体も強くなる。
キックボクシングで鍛えた筋力は、バドミントンにも生かされることでしょう。
そして、また新たな人との交流が生まれて、人生が豊かになる。
やりたいことをやるというのは、いいことだらけですね。
興味のないことをやるのは苦痛ですが、好きなことなら続けられます。
出来なくなっていたことでも、続けていれば、また出来るようになるんです。
諦めた人は、出来るようになることを知らない。
出来るようになることを知らない人のアドバイスを聞いてはいけないと思う。