他人は変えられない
他人を変えようとするから、もめごとも起こるし、苦しくなる。
他人を変えようと思うことは諦めるに限る!
と頭で分かっていても、割り切れない思いもある。
整体のような仕事は、基本的には他人の悩みを解消したいという人がやっている。
ご多分に漏れず私も、他人の悩みを解決してあげたい。
それはある意味、他人を変えたいという事につながる。
もっとこうしたらいいよ。
もっとこうしなきゃダメだよ。
提案をするのだけど、それを強くやると強要になってくる。
伝わる人には伝わるけど、伝わらない人には伝わらない。
その理由は、人によって経験値が違うから。
いろんな経験をして、ようやく理解できるようになることもあるし、いろんな経験が邪魔をして理解を妨げることもある。
伝わらないと思うと、悲しくなったりイライラしたり。
整体は、効果を謳わなければもっと楽に出来る。
身体を整えるとか、そういうあいまいなことを言えば、こうならなきゃいけないに縛られることもない。
私のように、明確な結果を掲げると、結果を出すために必死にならざるを得ない。
その結果、お客さんに求めるものも多くなって、他人を変えようとしているなぁって思うのです。
整形外科の分野では、世界的に見ても難治性で、手術をしても良くならないことも多い症状。
一生付き合っていく人の多い症状ですが、来る方はそういうことを知らなかったりする。
治らない人が多いというのは、常識的な治療では治らない人が多いという事。
常識とされている現実が間違っているから。
となれば、常識を打ち破らないといけない。
自ら常識を打ち破るという体験をしないといけない。
人生は自分で作り上げるもの。
自分が変わらない限り、人生は変わらない。
人に言いながら、私の胸に突き刺さる。