気が付いたら失われている…
『自由はある日突然なくなるものではない。それは目立たない形で徐々に蝕まれ、気がついたときにはすべてが失われている。』宮澤喜一(新・護憲宣言)より
上記は宮澤喜一元内閣総理大臣の言葉です。
恐らく戦争のことを振り返っての言葉なのかなと思います。
私自身は上記言葉をコロナ禍になって目にしました。
今どんどん自由が奪われています。
いのちの為にという言葉を盾にされたら、多くの人は反対出来ない。
科学的な対策ではなく、非科学的な対策であるにも関わらず、科学者たちが黙殺されている。
と、それは置いておいて、今日はその話ではなく体の自由の話。
身体は健康だと思っていても、運動をかなり意識的に行わないと、身体の自由は奪われていくのです。
言いたいことはただ一つ。
「やらない動きは出来なくなる」
もうこれ。
多くの人が年のせいと言って諦めることは大半これです。
やらなくなったら出来なくなってきた。
ちょっとした痛みから、だんだん出来なくなってきた。
痛みを避けた結果、やらなくなったとしても、同様に出来なくなっていくのです。
皆さん、かかとをつけてしゃがめますか?
上記写真では男の子はかかとがついているけど、女性(母親?)はかかとが浮いていますよね。
子供の頃から出来なかったという人もいると思いますが、昔出来ていても、出来なくなっているかもしれません。
普段運動をしている私でも、先日しゃがむとき少しずつ重心が後ろになっていることに気付きました。
かかとをつけてしゃがむときの足首が硬くなってくると、だんだん後ろ重心になってきます。
そのうち後ろ重心の限界を超え始めると、後ろ向きにすってんころりん転がってしまうのです。
この時、アキレス腱の張りを感じる人もいるでしょうし、足首の前や、すねの前のつまりを感じる人もいると思います。
この足首周りの前が気になるにせよ、後ろが気になるにせよ、出来なくなってきているのです。
ここで、諦めるのか、取り戻すのか、選択肢は二つ。
取り戻したいという人は、私の施術を受けてもらうといいと思います。
筋肉のケアと共に、自分でできる対処方法もお伝えします。
簡単なものでアドバイスすると、かかとをつけてしゃがめないなら、かかとをつけなくてもいいからしゃがみましょう!
かかとを浮かせばしゃがめるのであれば、それでしゃがんで、反動をつけるように、ぐっぐっと繰り返すのです。
ちょっとずつ慣れていけば、だんだんかかともつきやすくなります。
痛くてできないのであれば、施術を受けて痛みを取りながらやっていくといいですよね。
痛くてできないのなら、痛くなく出来るようにすればいいのです。
それが出来ないから、年のせいにして諦めるようになるのです。
病院の先生とか、治療家が”年のせいです”と言う場合は、
「私にはその痛みを取ってあげることが出来ません」
という宣言だと思って、年のせいと言う言葉は受け取らないようにして欲しいなと思います。
立ったりしゃがんだりは、高齢者でも出来る人は出来ます。
子供の頃出来ていて、高齢者でも出来るとなれば、年のせいではないのです。
ましてや50代60代の人が年のせいなんて、あるわけがない。
誰かに言われたのなら、怒ってもいいレベルです。
しゃがむことが出来ないのは、足首の問題だけではなく、膝の問題の人も多そうですよね。
でも膝の痛みも、結局は曲げなくなっているから、曲がらなくなってきたというだけの人が大半。
元々出来ていたけど、スポーツで痛めたという場合でも、痛みを取ればいいだけなのです。
それなのに、膝が痛いのは軟骨が削れているせいだと思っている。
テレビやコマーシャルで、関節の痛みは軟骨がすり減って…。
と洗脳されています。
それを信じた人は、もう治らなくなってしまうのです。
痛みや健康に関することで、年ですねと言われて、
「そんなわけないだろ、ふざけるな!」
くらいに思う人は私のところに相談に来ていただけたらと思います。
痛みや健康に関することで、年ですねと言われて、
「そうですよね~」
と思う人は、私のところには来ないでください。
宗教・価値観の違いのようなもので、話が合わないので関わらないほうがお互いの為になります。