負荷を増やせば鍛えられる
身体を鍛えるということと、怪我や故障をするということは紙一重ですね。
アスリートは皆さん日々鍛錬していています。
技術の向上ももちろん、心肺機能の向上、筋力の向上、柔軟性の向上、精神力の向上‥など。
昨日より今日、今日より明日と強くなっていきたい。
強くなるためには、負荷を掛けないといけない。
筋肉に強い負荷を掛ければ、その負荷に耐えられる筋肉が作られる。
精神的に強くなるには、気持ちが追い込まれても負けなかったという経験が必要になったりする。
精神的な強さって、結局は誰よりもきつい練習に耐えてきたという自信が、最後の最後に生きたりする。
身体の強さと心の強さは表裏一体。
自分を信じられるようなトレーニングをしてきたかどうかが大事。
そして、その厳しいトレーニングと紙一重に存在するのが怪我や故障。
怪我と故障を分けているのですが、一応意味が違うようです。
怪我は一度の強い負荷などで、痛めることを言います。
例:捻挫、アキレス腱断裂、骨折など
故障というのは、明確なきっかけなどなく同じ動作の反復などで、慢性的に痛めていくこと。
例:腱鞘炎、シンスプリントなど
と言っても、これらも明確に分けることが出来ないこともあると思います。
TFCC損傷や、テニス肘などは気が付いたら痛くなっていたという人もいます。
それが蓄積の人もいるし、夢中で動いているうちは痛みを感じなかっただけで、怪我の人もいると思います。
どちらにせよ痛めたのは同じなのです。
追い込まないと強くなれないし、追い込むとケガや故障のリスクが高くなる。
だから大変なんですよね。
最近私はバドミントンに加えて、キックボクシングをやっています。
バドミントンは行けるサークルに限りがあるけど、キックボクシングはその気になれば毎日何時間でも練習出来る環境にいます。
最近の休みの日は、朝バドミントン、昼キックボクシング、夜バドミントンなんていう日もあります。
最初のうちはハードスケジュールすぎて、途中で足がつったりしていたのですが、最近はつらなくなってきました。
でも、少し膝が怪しくなってきたりして、負荷がかかっている影響を感じます。
こうやって負荷を掛け続けることで、アスリートは故障していくのでしょうね。
でも、現時点では痛めているわけではなく、痛みが出ることがあるだけ。
すぐにケアをするから、ひどくならないだけなのか分からないけど、このまま追い込んでいけば故障出来そう。
故障したら、故障をケアする勉強になるので良し。
故障しなければ、身体が強くなるからそれはそれで良し。
以前は無理だった負荷でも、続けているうちに平気になるんですよね。
人の体は強い。
自分の体をボロだのなんだの言ってないで、ちゃんとケアをして治していけば、身体の強さに感謝出来ると思います。
今は無理なことでも、鍛えていけば無理じゃなくなる。
身体のシステムに感心させられます。