組織のしがらみ
最近キックボクシングを再開したのだけど、キックボクシングの世界で驚きの発表が行われた。
の試合です。
この試合はもう遡ること6年くらい前からささやかれていました。
若くして全勝を続ける那須川天心と、K-1のカリスマキックボクサー武尊のどっちが強いのか?!と。
2015年の武尊選手の試合後の花道で、接触したところから、両者の試合を期待する声が高まっていったのです。
しかし、その両者の試合をするには様々な障壁があったのでした。
どこの団体で興行を開催するのか?放映権はどこが持つのか?階級をどう合わせるのか?ルールはどうするか?‥など。
人気の選手同士の試合ともなると、沢山のお金が動きます。
そして、団体のプライドなども関わってきます。
なので、選手同士がやりたいと言ったところで、実現するには様々なハードルがあったのです。
そして、那須川天心選手は来年の4月からはボクシングに移行すると発表されていました。
もう試合をすることはないのかもしれないと思っていたところで、試合が組まれたのです。
来年の4月でボクシングに移行するはずだったのに、来年の6月に試合をするのです。
おきて破りの実現ですね(笑)。
組織は大きくなればなるほど自由が効かなくなる。
選手があぁしたい、こうしたいと言っても、様々なしがらみで実現しなくなる。
組織に関わらずには有名にはなれず、組織に関わることで自由が無くなる。(ルールに縛られる)
私は、まったく組織にとらわれてはいません。
整体やカイロは国家資格じゃないから、決まりや規約もない。
だから団体もない。
民間の団体は乱立していても、強制されたり縛られることはない。
だからおきて破りの方法で、痛みを取る方法を確立できた。
団体や組織、利権やしがらみを超えて組まれた今回の試合は、世紀の一戦になると思う。
まだ半年ほど先の試合になるけど、お互いにベストコンディションの状態でリングに上がってほしいなと思います。