最近の捻挫
今までもよく書いていたので、ブログでは書いていなかったのですが、今月の初めの頃捻挫しました。
以前なった時ほど腫れなかったし、捻挫した時点での痛みは、その時よりマシだったので、捻挫の当日はそのままバドミントンをしていたくらいでした。
今回の捻挫は右側です。
全体的に太く見えるのは、少しだけ右足の方が浮いているせいかもしれません。←かかとを置くと痛かった。
でも、外くるぶしの上あたりが腫れてるのは分かると思います。
上記の”以前なった時”のところにリンクを貼っていますが、その時の足首の方が腫れはひどかったです。(写真もリンク先にあります)
すぐに良くなるかなと思って、記事にもしなかったのですが、意外と長引いています。
そこで考察。
痛める部位によって、痛みの出方が違うのではないか?
という事。
ちょっと別の例だけど、アキレス腱断裂。
アキレス腱断裂をして「痛かった」という人と「痛くなかった」という人がいる。
それはなぜか?
ここから先、私の推測です。
アキレス腱と一言で言っても、完全な腱の部分の他に、腱と筋肉が混ざっているところがあります。
完全な腱の部分は切れても痛くない、筋肉の混ざっている部分は痛く感じる。
というのが私の推測です。
この写真は肉単という書籍の、ふくらはぎの筋肉のページです。
右側の筋肉が腓腹筋、左側の筋肉がヒラメ筋です。
腓腹筋のアキレス腱のところに赤い丸を書いていますが、この部分は白い腱のみです。
ヒラメ筋の赤い丸のとこは、ちょっと端っこに赤い筋肉が描かれています。
ヒラメ筋の黒い丸のところは、赤から白に変わろうとしてグラデーションになっているのが分かると思います。
黒い丸のようなところは、筋肉組織と、腱の組織(線維組織)が混ざっています。
いわゆる線維組織は痛みを感じる痛覚が通っていません。
しかし、筋肉組織には痛覚が通っています。
ですので、このような部位を断裂すると痛みを感じると思われます。
ヒラメ筋の赤い丸のところも端っこの方に筋線維があるので、そこも痛みが出ると思われます。
という仮説がもし正しいのであれば、捻挫をした場合も、靱帯を伸ばしたとか切れたという時はあまり痛みは感じないけど、筋肉が痛んだという時には痛みが強いのではないかと。
以前痛めた時は、主に筋肉を傷めたために、その場で激痛がして、バドミントンどころではなかった。
しかし、今回は筋肉の損傷よりも、靱帯を強く伸ばしてしまったのではないかという事。
以前の捻挫より痛みは少なかったものの、足首のちょっとした動きで、骨がズレそうな違和感を感じます。
なので、今回は靱帯を主に伸ばしてしまった、もしくは、赤身の筋肉ではなく、腱に近い筋肉を痛めたのではないかと思うのです。
腱に近い筋肉なので、傷めた直後はさほど痛くなかったけど、腱は筋肉より血流が少ない為修復に時間がかかりやすいのかなと。
現在は普通に歩くのは問題ない。
バドミントンも余程変な動きにならなければ問題はない。
しかし、足首が捻るような負荷がかかると痛む。
捻ると言っても、内返し・外返しの動きではなく、かかとをつけたまま、親指側に曲げたり、小指側に曲げたりのような動作。
手の動きで言うところの、バイバイのような動作が痛いのです。
なので、まだキックボクシングは痛くてできません。
私は自分の身体で色々勉強するために、固定などはしていません。
これからどういう経過をたどるのか楽しみであり、少し不安です。
グラつく感じがこのまま残ったら嫌だなとか思うのです。
固定をしなかったら、捻挫の後グラつく違和感が残った。
という場合、固定をしなかったからそうなったのか、固定をしようがしまいが、今回の捻挫はそうなる状態だったのかは分かりません。
しかし、グラつく感じがありながらも、固定せずに、痛めて一週間以内にバドミントンをしながら治すことが出来たら、固定をしなくても良くなると言えるのです。
グラつきが残るのか、残らないのか私自身が実験台なのです。
なので、私以外の人が足首を捻挫したのであれば、基本的には整形外科で診てもらって固定なりなんなりしてもらったらいいと思うのです。
固定をしてもらったのに、治りが悪いという場合、私の施術を受けたらいいと思います。
極端に固定をしないやり方でも治るのであれば、ある程度固定をした人に私が施術をすることで、悪い結果になることなど無いのです。
今の私のチャレンジは、ここまでやっても大丈夫を知るための実験。
その実験が成功すれば、そのちょっと手前の状態はお客さんにやっても大丈夫という、安全範囲になるのです。
何事もトライ&エラー。
お客さんで危険な実験をするわけにはいかないから、自分で危険な実験はするのです。
教科書を読んで、そこに書かれていることだけやっている人には出来ないことが出来るようになるのです。
常識を否定せずに、常識では考えられないような結果はついてこない。
だから私は非常識なのです。
そして、こういう非常識な人がいることで、より良い技術が作られるのです。
常識が無いと言って人のことを叩く人がいますが、そんなことをするから新しいことの発見が遅れるのです。
いつの時代も新発見の邪魔をするのは、その時代の権威や常識です。