人は心が老けたら、身体も老ける
年を取るとあれこれできなくなって嫌ね。
って思うことはあるかもしれない。
昔は出来ていたことが出来なくなったり、若い頃のようには物覚えも悪くなる。
確かに生物学的に、成長する力は若い頃に比べると衰えるのは間違いないでしょう。
でも、生物学的な加齢による衰えよりも、行動による衰えの方が大きい。
もっと言えば、心が老けると、身体もそれに合わせて老けていくという事。
新しいことにチャレンジもせず、毎日仕事と家の往復だけして、食っちゃ寝生活をつづけた30歳と、
趣味のスポーツは週に2・3回やり、興味を持ったことはどんどんチャレンジして、新たな人との交流を続けている40歳の人。
どちらの方が精神的にも肉体的にも若々しくいられるか?と言えば、間違いなく40歳の方です。
スポーツテストなんかやったら、明らかな差が出ることでしょう。
マラソンを習慣にして、時々マラソン大会に出ている70代は運動不足の20代より、マラソンを走る筋力も体力も高いでしょう。
見た目の老化はあるにせよ、中の若さは70代が20代に勝つこともできるのです。
何よりもやる気とか好奇心とか、チャレンジ精神って使わなくなると、どんどんなくなるんですよね。
億劫になったり、面倒になったり。
新しいことにチャレンジするのも勇気や気合がいる。
チャレンジしていれば、チャレンジすることにも慣れてくるけど、しばらくしないと、よりハードルが高くなる。
不慣れなことをすれば、下手くそで無様な姿を晒すかもしれない、と思えばやめておこうってなる。
最初は下手くそで当たり前、そんなこと気にしない!ってチャレンジすれば初めの一歩を踏み出せますよね。
だいたい、自分がチャレンジしない人って、他人のことをバカにしてたりするんですよ。
だから、いざ自分がやろうと思ったときに、自分が他人にしたように、他人にバカにされると思って出来なくなる。
誰でもなれないことをやれば上手くいかないもの。
それでもチャレンジするんだから、かっこいいじゃないですか。
やらなくてもいいことをやり始めるのは勇気がいるのだから、チャレンジしている人はかっこいいんです。
最初からできなくていい、やってみることから始まる。
やっていけばだんだんそれなりに上手くなる。
せっかくやるのだから、出来ないばかり思わずに楽しんでやればいい。
筋肉のケアだって同じ。
どうせやるんだから楽しめばいい。
そのうち出来るようになると信じてやればいい。