手術しても良くならないものは良くならない
手術をしても良くならないものは良くならない。
なぜならば、痛みと構造の異常は別問題だから。
こちらのブログは、私が参考にさせていただいている、加茂整形外科医院の加茂先生のブログです。
脊柱管狭窄症の手術をしても、良くならない人がたくさんいる。
手術をした人と、手術を受けていない人の長期的な観察の結果は、同じだったという研究結果。
椎間板ヘルニアがあっても、腰痛を感じているのはそのうちの約20%。
それ以外の人は腰痛を感じていなかったという事。
それ以外の腰の構造的な異常(脊柱分離症・すべり症・脊柱管狭窄症など)も自覚症状が無い人がほとんど。
なぜならば、一度構造的な異常が起こったら、それはそのままになるため。
腰痛を感じて病院で検査を受けたら、それらの異常が写っていたというだけで、その時痛めたものなのか分からないのです。
痛みと無関係の可能性が高いそれらの異常を、安静にしても良くならないからと手術をしているだけの可能性が高いのです。
それは手術をしても長期的に見れば、手術を受けていない人と変わらないのだから、あまり意味がないのです。
治らないから手術という儀式をしているだけの可能性が指摘されているのです。
もちろん手術を仕事にしている外科の先生はこんなこと言いません。
手術を勧められた時、このような情報を知っているか知らないかで、判断材料になりますよね。
知らないまま手術をするのが幸せなのか、知ってそれでもなお覚悟して手術をするのか。
手術をする前に、出来る方法を探して、しまもと整体院の施術を受けてみるのか。
加茂先生は主に腰痛のことを扱っていますが、手首ではその話は別物と言えるでしょうか?
私は、沢山の手首痛の方を、手術前に痛みを取って、手術回避のお手伝いをしてきました。
そんな私は、手術を仕事にしている先生がたには迷惑な存在でしょう。
でも、痛みで苦しむ方にとってはどうでしょうか?
医学の世界は不都合なことは隠すような世界になり果てました。
薬の効果はアピールするけど、副作用は最小限にしか表現しないなど。
隠しきれないほど、明らかになって来てから報道されたり。
ネットの検索でも、手術後の人の経過など検索上位に見えないようにされてしまいました。
ビジネスに偏りすぎた医学界、一度崩壊してしまったほうがいいのではないかと思ってしまいます。
本当に必要な医学があります。
だから、もうこれ以上腐敗しないで欲しい。