正直ケアってめんどくさい
筋肉のケアって、多くの人にとっては正直めんどくさいものらしい。
日常生活にも支障があるうちは、皆さん一生懸命ケアをしてくれます。
日常生活も送れないくらい痛みがあるうちは、ケアも簡単なのです。
ちょっと手首を動かすだけでも痛い。
なんていう状態なら、ちょっと触るだけでも痛みの変化が出る。
変化するから一生懸命出来るし、日常の動作で痛むのだから、痛いと思ったらすぐにケアが出来る。
そして、ケアで痛みが無くなった動きも、日常生活を送るだけで、動かすことになるのです。
つまり、普段の生活をするだけでリハビリになるのです。
でも、普段の生活動作は痛くなくなってくると、特殊な環境でしか痛まなくなってきます。
例えば、重たいものを持つときだけとか、スポーツをするときだけとか。
気をつけていれば痛みなく過ごすことが出来るようになる。
そうすると、痛みを取るというのは、わざわざ痛くなるようなことをしないといけないということになるのです。
そうなるとケアって面倒だなってなるんですよね。
日常生活も送れないくらい痛いって重症って感じですよね。
でも、重症な人ほど簡単なんです。
それなのに、軽症であればあるほど、ケアは難しくなる。
軽症の場合、ちょっとの痛みのために大変な努力をしないといけなくなる。
重症の場合、ちょっとの努力で、生活の不便が大幅に改善される。
にわかに信じがたいけど、これが現実なんですよね。
しまもと整体院に来たけど、完治してないけど来なくなっている人の中にはこの状態の人が結構いると思うのです。
痛みはまだあるけど、もうこのくらいの痛みならもういいかな?って思ってる人、多いんじゃないでしょうか?
身体の痛みって一部だけじゃなく、あっちこっちにあったりすると、ここだけゼロにしなくてもいいかな?みたいな。
私も、身体が硬いから柔らかくしたいという希望はあるのですが、身体が硬くて困ることが無い。
だから、やらなきゃと思ってもなかなか続かない。
正直めんどくさいって気持ちになるのも分かります。
でも、痛みは乗り越えてしまえば、メンテナンスフリーになるので、きちんと乗り越えたという経験を積んでほしいなと思います。
靱帯損傷とか、手術しないと治らないと言われた症状が、筋肉のケアだけで完治できるって、実体験することは、今後の痛みに対する認識の違いになる。
多くの人は、病院で言われた病名を信じて、安静にするしかないと思ってしまうのに、筋肉のケアで積極的に克服できるんですから。
痛みをしっかり乗り越えた経験は、今後の人生を勇気づけてくれるのです。
痛くなっても乗り越えられるんだと。
何かあってもこれからもきっと大丈夫だと。