年のせい禁止宣言
年のせいにしない。
年のせい。
年のせいにするのは、色んな理由がある。
良い訳にする人もいれば、本当に仕方が無いと諦めている人もいる。
やらない理由にするために年のせいにする人もいるんですよ。
例えば、健康のためにもう少し歩いたら?と言ったときに、
「長く歩くと痛くなっちゃう、もう年だからね」
とか。
歩けと言われるのが嫌で断りとして、年のせいにする。
でも歩かなくなると、だんだん悪化するから、ほんとに年のせいのようになってしまうのです。
筋力が弱ったりすると、筋肉の疲労感ではなく、痛みが出ることもある。
それを年のせいとしてしまえば、余計に歩かなくなって、筋力が弱って、もっと歩けなくなる。
昔は出来ていたこと。
同世代の普通の人が普通に出来ること。
元気な年上の人が平気で出来ること。
これらは年のせいにしてはいけないのです。
年のせいにするから、確実に衰えて弱るのです。
日本はもう超高齢化社会が目前。
多くの高齢者が寝たきりになったら、社会が持たない。
日本が存続できるかどうかは、高齢になってきた人たちが、健康を維持して、ピンピンコロリを達成できるかどうかにかかっているのです。
ピンピンコロリをしたいと多くの人は考えます。
ピンピンコロリを快く思わない人は一部の人間だけです。
ピンピンコロリを快く思わないのは、医療業界の上層部だけです。
いわゆる医療界の経営者や教授、製薬関係の上層部。
末端の人たちは、患者さんの健康を願っている人が多いと思います。
普段接する医療従事者は、ピンピンコロリで良いと思っているけど、多くの高齢者がピンピンコロリして医療に掛からなければ、病院が存続できないのです。
整体や整骨院なども、元気な人が増えて、利用する人が少なくなれば潰れます。
だから、長く通ってもらおうとするところが多い。
歩かないように、無理しないようにと言いながら、その場だけ筋肉のケアをして、つかの間の
「マシになった」
を提供している。
人の身体は使わないと弱くなる。
鍛えないと強くならない。
治ったら、○○をする。
では不可能なことがある。
○○をしながら平気な身体にする。
じゃないと無理なことがある。
他人の痛みは分からないから、自分以外の人の痛みには、安静にと言うのが、一番簡単なアドバイスなのです。
そういう人の言うことを聞いて、悪化していっても誰も責任は取ってくれないですからね。
私のところに施術を受けに来てくれる人には、私が責任をもって痛みの変化をさせます。
痛みの変化があれば、それを信じて行動を変えてください。
行動が変われば身体は変わります。
身体は行動の後に変わるのです。
筋トレをする前に筋肉がつくことはありません。
痛みが出てるのも、過去の行動の結果。
年のせいのような痛みが出てくるのも行動の結果。
年のせいにしたら、治らなくなる。(年は減らない)
年のせいにしない人だけ、回復が期待できる。
年のせいだと思うものの大半は、何かをしなくなって年月が経ったせい。