健康診断しない
40歳を過ぎてから、頻繁に送られるようになってきた健康診断の案内。
多くの人は健康診断って聞くと、安心のために受けておいた方がいいかな?となるのでしょうね。
私はこういう仕事をする中で、医学に不信感を持ち、医学とは別の視点の情報を仕入れることが多くなった為、今では健康診断に期待をすることも無くなりました。
こんな書籍もあります。
早期発見早期治療はいいものだという、刷り込みがありますが、本当にそうでしょうか?
という別の視点もあってもいいと思います。
しかし、そういう別の視点と言うのはメディアなどで流れることはありません。
ニュースにしても、テレビ番組にしても、メディアにとって、製薬会社、医師会、医療機器メーカーは上得意様です。
スポンサーの都合を考えれば、健康診断はやっても無駄とか、やらないほうがいいなどと言う情報は発信できません。
早期発見早期治療をすれば、病気を防げるとか、病気を治せるならいいですよね。
でも、実際には、ほっといても無くなってしまうような病変を見つけ出して、治療して治した気になっているだけだったりするのです。
検診が増えても、病気は増える一方です。
死因の中から、癌が減っていればがん検診の意味もあるかもしれませんが、減るどころか増えていますからね。
検査で早期がんが見つかることが増えたので、見せかけの治癒率は上がっているけど、亡くなっている人が減っていないのです。
腰痛を撲滅するなどと言って、無料検査で、腰椎椎間板ヘルニアの人をたくさん見つけたけど、結局腰痛になる人は減らせなかった。
なんてことと同じなのです。
腰椎椎間板ヘルニアと腰痛はイコールじゃない。
病変を見つけたけど、それで困っている人は減っていないどころか、困っている人が増えているのでは意味がないのです。
痛くもない体をあちこち調べられて、ここが怪しいなんか言われたら、余計に気が病んでしまう。
精密検査が必要とか言われて、検査結果が出るまで病人のような気持ちで過ごす方が体に毒なんじゃないかと私は思ってしまう。
病気を減らすとか、亡くなる方を減らすのであれば、健診にも意味がある。
でも、病気は増える一方で、亡くなる方を減らさないのであれば、医療費の無駄遣いになっている可能性を考えないといけない。
医療費の無駄遣いというのは、国民目線であって、医療機関側の意見ではないのです。
医療機関は、組織存続のためにも、どんどんお金を使ってもらいたい。
無駄な検査ではなく、利益を得るための検査。
利権が出来上がってしまうと、本来なら是正するために働く機関が、協力的に働いてしまう。
無駄な医療費は払わないほうがいい。
こういうセリフを私は言うから、私自身が言われないように、施術の効果が無さそうな人には、私がそう思った時点で効果が無さそうと言うのです。
本来商売としてやっているのなら、すぐに効果が出なくても、受けているうちに効いてくることがありますとか言えば、本人が納得している間は通ってくれるのですから、言う必要はないこともあるのです。
何かにすがりたいと思っている人を、突き落とすようなことをしなくてもと言う考えもある。
ましてや、医療費は国のお金を7~9割使っている。
それに対して、しまもと整体院は全額自費。
本人が納得して受けているなら、断らなくてもと言う考えもある。
でも、私はありのままに伝えてしまう。
自分だったら、効果が無いって分かっていたなら、分かった時点で言って欲しいから。
当時は分からなかったという言い訳をして責任逃れをする専門家とか、大嫌いだ。
今回の私のブログは健康診断を受けるなと言う内容ではありません。
そういう視点もありますよと言うもの。
検査で見つかる病気と言うものが、本当に病気かどうか分かりませんからね。