身体の動かし方はとても複雑
私はカイロプラクティックの学校を卒業しました。
その際、解剖学の勉強をしましたので、身体の動かし方の用語を学びました。
例えば、肘の曲げ伸ばしのことを、解剖学では、肘の屈曲と伸展と言います。
肘は伸展・屈曲しかないのですが、手首に関しては屈曲伸展、回内回外、尺屈橈屈などの動作もあります。
屈曲伸展のことを掌屈背屈と言ったりもします。
でも、一般の人はこういう用語を知りません。
なので、動かし方の話をする場合に、頻繁に誤解が生じます。
例えば、手首を右に回したら痛いと言われても、まずどっちの腕の話なのか、前提条件が足りなかったりします。
右腕だとしても、親指側を視点にしているのか、小指側を視点にしているのかで違ったりします。
内側に倒すと言われても、これも同様どこからの視点かで変わるのです。
だから、私は文章のやり取りではあまり動作を把握しようとはしないのです。
結構適当に流したりします。
地図を見る場合も、自分の現在地が分からないと地図は読めないですよね。
地形などから、推測できれば良いのですが、現在地が分からないと進めないのと同じです。
私の施術は、筋肉を動かすのが大事なのですが、動きを伝えるのは、大変なんです。
細かい動きが違えば、動く筋肉も変わるのです。
現場で手取り足取り教えても、すぐに理解してもらえるとは限らないのです。
だから、人の身体を治していくというのは大変なんです。
簡単に治るならみんな苦労はしないですよね。
でも、私自身沢山の人を良くしてきたから、手術をしなくても良くなるということは広めたいのです。
簡単ではない。
でも、諦めては欲しくない。
たまに簡単そうに出来る人もいる。
私自身、才能が有るので自分で見つけて自分で開発出来たのです。
しかし、みんながみんな出来るわけではないから、私の才能なのです。
大谷翔平選手は、みんなに認められている才能だと思いますが、私の技術も早く多くの人に認めてもらいたいなと思います。
でも、基本的には多くの人に認められるかどうかは、今の時代、メディアの力に依存するんですよね。
どんなに大谷選手が凄くても、もしテレビや新聞などのない時代だったら、多くの人に知れ渡ることはなかったのでしょう。