普通の整体としまもと整体院はこれだけ違う
整体というものは国家資格ではないので、整体を定義するものがありません。
なので”普通の整体”とひとくくりにするのは難しいのですが、大多数の整体は共通点があります。
①全体のバランスを見る
②肩こり・腰痛の患者さんが大半を占める
③長く通ってもらうことを目的としている
8~9割の整体は上記の3点は共通しています。
整体は基本的には、サービス業です。
いわゆる医療系資格として国が認めていません。
ですので、エステとかヨガ教室などのように心地よさ、快適性のためのサービス業なのです。
なので、身体のメンテナンスを提供しているのであって、問題の解決を提供しているところはほぼ無いのです。
飲食店でも、宿泊施設でも、エステでも、整体でも基本的にはずっとお客さんでいて欲しいのです。
それに対して、しまもと整体院は痛みの解決のお手伝いをウリにしています。
ですので、痛みがない人は基本的にお断りしています。
予約をして来られたお客さんに、
「予約を取るときに、どうやったら痛くなるか確認して、痛みがなかったら断ろうとしていることに驚きました。」
と言われたことがあります。
普通の整体なら、痛くなっても来てもらいたいですからね。
私は、痛みのない人は来なくていいと思っています。
そして、痛みの原因はたいてい特定の筋肉にあります。
ですので、全身の調整をすることはないのです。
全身の調整をするのは自律神経系の症状に対してです。
腰痛・肩こりは自律神経系の症状だと私は思っているので、腰痛・肩こりを見ないのです。
特定の痛みのある人には来てもらいたいし、痛みがなくなるまでは通ってもらいたいのですが、痛みがなくなったら来なくていいと私は言っています。
筋肉のケアにもデメリットがあるからです。
筋肉を刺激すると、刺激されても平気な筋肉になるので、痛くなくなったら無駄な刺激を与えないほうがいいのです。
だから来なくていいと言うのです。
これも驚かれます。
だからうちは普通の整体と違うのです。
常に新しい痛みのある人が循環するようにならないと、しまもと整体院は潰れます。
痛みで苦しんでいる人は沢山いるのだから、私の存在を知ってくれさえすれば、需要はあるのです。
ただ、普通の整体も、いかにも、
「痛みを解決します」
みたいに言ってたりするから同じようなものと思われるんですよね。
本物も実はあるんですよ。
偽物の方が多いけど。
で、自分で本物ですって言えば言うほど、うさん臭いということも分かっているつもり。
昔友人に名刺を作ってもらう時、悩みなんか無くしてしまえ!
みたいに話したら、こんな名刺を作られました。
「TFCC損傷、腱鞘炎などでお悩みなら」
から、悩みを取ったら、
「TFCC損傷、腱鞘炎などでおなら」
になるのです。
何が言いたいか?って?
悩みなんか捨てて笑い飛ばしてしまえばいいってこと。